1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

『鬼滅』煉獄さんが柱稽古に参加したら?「アメとムチが上手かも」「指導者としても最高」

マグミクス / 2024年6月27日 20時25分

『鬼滅』煉獄さんが柱稽古に参加したら?「アメとムチが上手かも」「指導者としても最高」

■指導者向きの煉獄の兄貴の稽古とは?

 TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』も佳境を迎え、いよいよ第8話(最終回)の放送を残すのみとなりました。

「柱稽古編」が始まったときには、「鬼との戦いがなく、盛り上がりに欠けるのではないか」という懸念もありました。しかし実際に蓋(ふた)を開けてみれば、原作ではなかった鬼との戦闘シーンで、「風柱」の「不死川実弥」と「蛇柱」である「伊黒小芭内」の共闘から開幕、大きな盛り上がりをみせました。また、元「音柱」の「宇髄天元」や「霞柱」である「時透無一郎」から隊士への思い、名もなき一般隊士たちの熱意も描かれたアニメオリジナルストーリーが好評を博しています。

 オープニングや、緊急柱合会議で柱たちが一堂に集ったシーン、そして第7話で「竈門炭治郎」が巨大な岩を押す際の反復動作として「心を燃やせ」という言葉を思い出す姿を観て、きっと多くの人が「あぁ、ここに煉獄さんがいてくれたら」と「炎柱」であった「煉獄杏寿郎」の不在に思いをめぐらせ切なくなったことでしょう。

 では、熱い煉獄さんなら隊士たちにどんな稽古をつけ、どんな思いを伝えたのでしょうか?

 煉獄さんは歴代の炎柱を輩出している煉獄家に生まれ、炎柱であった父の「槇寿郎」の指導を受けて育ちました。そして鬼殺隊士としてエリート中のエリートでありながら、無気力になった父に突き放された後も指南書を読み込み、ついには自身も炎柱に上りつめた「努力の人」でもありました。

 また、「無限列車編」では炭治郎たちの実力を瞬時に判断し、的確な指示を出して敵と戦わせたことから、「人を見る目」や「統率力」も備えていることが分かります。「指導力」という点では、剣を捨てた父に代わって弟の「千寿郎」を指導していたことや、「恋柱」である「甘露寺蜜璃」を「継子」として指導していた経験もありました。

 もし柱稽古に参加していたら、数多くの隊士たちの力を引き出し、鬼殺隊の力の底上げに大いに貢献していたことでしょう。

 稽古の内容としては、「炎の呼吸」が地面をしっかりと踏みしめて放つ強力な「攻め」の型であることを考えると、「剣術の基礎」が最適でしょう。「いいぞ!」「おまえならできる!」「すばらしい!」など、励ましと褒め言葉の飛び交う明るい稽古になりそうです。その一方で、「あと10本!」「まだまだいける!」という合いの手のせいで、「やめるに止められない」状況に陥り、終わったときには実弥の打ち込み稽古と同様に、「休憩なしでボコボコのゲロまみれ」になってしまうかもしれません。

 また明るく、正義感と使命感に燃え、他人を思う熱い気持ちのある煉獄さんなら、柱稽古をきっかけに彼を慕う隊士も増えるでしょう。「煉獄の兄貴」のもと、一丸となって剣術の基本を学び、「みんなで強くなるんだ!」「鬼のいない世界をつくるんだ!」というモチベーションをアップさせられる柱稽古は、宇髄の基礎体力アップの次に組み込まれると良さそうです。

 さらに煉獄さんは、鬼殺隊の歴史についても自宅にある歴代の炎柱が残した書物で学んでいることから、座学も任せられるでしょう。そして何といっても、名言の多い煉獄さんです。炭治郎にとっての「心を燃やせ」と同じように、それぞれの隊士に、心を震わせる言葉をかけてくれたかもしれません。そして、千寿郎の作る美味しいおやつも隊士たちのモチベーションを上げてくれたことでしょう。

 連載が終わって長い期間が経ってなお、「もし煉獄さんが柱稽古をしていたら」「もし煉獄さんに痣(あざ)が出現していたら」「もし煉獄さんが無惨と対峙したら」など妄想が尽きないほど、『鬼滅の刃』にとって煉獄杏寿郎が残したものは大きかったのです。

※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(山田晃子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください