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『ワンピ』ボニーは10人目の仲間になるか?「動機は十分」「法則から外れる」

マグミクス / 2024年6月26日 19時10分

『ワンピ』ボニーは10人目の仲間になるか?「動機は十分」「法則から外れる」

■10人目の仲間と「数字の法則」

 ルフィの「10人目の仲間」となるのはいったい誰なのか? これは『ONE PIECE』ファンの間で、長年考察されてきたテーマのひとつです。今までは「バーソロミュー・くま」が有力候補に挙がっていましたが、最近は新たな仲間候補として「ジュエリー・ボニー」が注目を集めています。

※この記事では、『ONE PIECE』コミックス未収録の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

 そもそもなぜ「くま」が有力視されていたのか、その理由には「麦わらの一味」の能力者にまつわる「数字の法則」が大きく関係していました。これは、一味のメンバーが食べた「悪魔の実」が、1から10までの数字の語呂合わせで構成されているという法則です。

 ルフィは「ゴムゴムの実(5・6・5・6)」、チョッパーは「ヒトヒトの実(1・10・1・10)」、ロビンは「ハナハナの実(8・7・8・7)」、ブルックは「ヨミヨミの実(4・3・4・3)」……と、このように誰とも数字が被っておらず、まだ出てきていない数字は「2」と「9」だけです。そのため、今まで「ニキュニキュの実(2・9・2・9)」の能力者である「くま」が、10人目の仲間になるのではないかと考察されてきました。

 コミックス59巻の質問募集コーナー「SBS」で、読者から数字の法則を指摘され、「バーソロミュー・くまが仲間になるという事ですか?」と質問された際、尾田栄一郎先生は「いやーびっくりしました!」と動揺しながら「ノーコメント」と回答を濁しています。

 その言葉の真意は今も分かりませんが、現在「くま」はサイボーグ化によって自我と記憶を失ったうえ、機能停止に陥っている状態です。そのため新たな仲間は「くま」ではなく、最近彼の義理の娘であることが判明した、「ボニー」ではないかという予想が新たに出てきました。

 そもそもボニーはくまから「太陽の神ニカ」の言い伝えを教えてもらって以来、ニカに憧れており、生きる希望として拠り所にしています。ルフィが食べたゴムゴムの実のもうひとつの名が「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル『ニカ』」で、彼がニカの姿に変身できると知った今、一味に入る動機としては十分ではないでしょうか。おまけにエッグヘッド突入時にはルフィたちに命を救われ、共闘する間柄にまでなっているため、ルフィたちもこのまま仲間として受け入れる可能性がありそうです。

 またボニーが有する「トシトシの実」の能力は、ルフィにとってかなり大きな助けになるでしょう。というのもルフィはニカの力を発動すると、一気に老化する弱点があります。対してボニーの「トシトシの実」は、自身や対象者の身体年齢を自在に変えることができる能力。もしボニーが一味の仲間となった場合、その能力でルフィを即座に若返らせることができるのです。

 加えて気になるのが、ルフィと黒ひげこと「マーシャル・D・ティーチ」の対比です。ふたりが初めて出会った際、同じチェリーパイをルフィが「マズイ」、黒ひげは「ウメェ」と言ったのを皮切りに、これまで彼らの対照的な関係が印象的に描かれてきました。

 そして黒ひげは、過去にボニーを捕えたときに「仲間にするにゃあ弱くて要らねェが どうだ おれの女になるなら連れてってやってもいいぜ」と勧誘しますが、強く拒絶されています。となると黒ひげの勧誘とは対照的に、ルフィはボニーを仲間にしようとするのではないでしょうか。

 さらに最新1118話では、ボニーが「ニカ化」を果たすという衝撃の展開があったため、ますます仲間入りが現実味を帯びています。

■「数字の法則」に絡めたもうひとつの可能性

フランキーがパッケージの「ONE PIECE ワンピース 15thシーズン 魚人島編 piece.12」(エイベックスピクチャーズ) (C) 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 とはいえ、ボニーの能力は「トシトシの実」とされており、数字の語呂合わせに変換すると「10・4・10・4」に対応します。「数字の法則」でいうと「ヒトヒトの実」や「ヨミヨミの実」と被っているため、やはり仲間入りの可能性は低いのかもしれません。

 そこでファンの間で考察されているもうひとつの可能性として、「くまが命を落とした後、復活したニキュニキュの実を麦わらの一味の誰かが食べる」という説もあります。この考察においてキーマンとなっているのが、麦わらの一味の船大工である「フランキー」でした。

 フランキーはくまと同じ「サイボーグ」であり、さらにいえば「数字の法則」と「手配書」に伏線らしきものも読み取ることができます。まず、麦わらの一味の悪魔の実が示す数字を「56」「110」「87」「43」で表すと、すべて足した数は「296」です。奇しくも「くま」が「王下七武海」に入る直前の懸賞金は「2億9600万ベリー」でした。さらに「296」と「29」を足すと、合計は「325」となります。

 現在フランキーの手配書の顔写真は、本人の顔ではなくサウザントサニー号であり、「325」の語呂合わせで考えることもできます。すなわち手配書のサニー号は、フランキーこそが「ニキュニキュの実」の能力者になるという未来を示唆している……というわけです。そう考えると、すでに麦わらの一味のメンバーは全員揃っており、新たに仲間が増えることはないのかもしれません。

 もちろん今のところ推測の域を出ない話ではありますが、物語が大きく動き出した今、その答え合わせができる日はそう遠くないでしょう。果たしてボニーは仲間になるのか、ならないのか、今後の展開に期待が膨らむばかりです。

(ハララ書房)

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