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父「今はブスだが、将来は美人になる」14歳で初めての整形 言葉の「呪い」にゾッとする

マグミクス / 2024年6月28日 7時55分

父「今はブスだが、将来は美人になる」14歳で初めての整形 言葉の「呪い」にゾッとする

■「ブス、ブス、ブス」整形沼に陥れた他人の言葉

 2024年6月24日、うみの韻花さんによるエッセイマンガ『14歳で整形した私 「ブス」の呪いから解けて自分を好きになる日まで』KADOKAWAより発売されました。Amazon、BOOK☆WALKERほか、各電子書籍プラットフォームで配信されています。

 幼少時、美容外科医である父親は、娘のうみのさんに「今はブスだが、将来はものすごく美人になる」と言い聞かせていました。そして娘が14歳のときに、父自ら二重まぶた(埋没法)の手術を行います。

著:うみの韻花『14歳で整形した私 「ブス」の呪いから解けて自分を好きになる日まで』(KADOKAWA)

 しかし、成人後に二重の糸は切れてしまいます。父親が「二重でいれば美人」と言っていた言葉を思い出し、その後はコスメで二重を作る日々を送っていました。ところがある日、見知らぬ人に「すっげーブス」と心ない言葉をかけられます。その頃、父親は音信普通になっていました。うみのさんは高額な施術費を払い、再び二重手術を受けることにします。

 父親に言われ続けた「ブス」という言葉が、うみのさんを「美」に執着させます。さらに、同棲をしていた恋人も、うみのさんの外見をけなし続けました。1か所を整形すると、さらにほかの部位が醜く見えてしまいます。「ブス」という言葉が、鼻、豊胸、輪郭と、整形への「沼」に引きずり込んでいったのです。

(マグミクス編集部)

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