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【漫画】夫がなまけてると思ったら…病気だった!「常にしんどい」症状と治療とは?【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年7月8日 20時50分

【漫画】夫がなまけてると思ったら…病気だった!「常にしんどい」症状と治療とは?【作者インタビュー】

■周囲に理解されにくい病気「バセドウ病」とは

 朝起きられない、動悸、息切れ、滝のような汗、手の震え……夫は原因不明の不調が続いていました。そして病院で血液検査をすると、バセドウ病という診断が下りました。バセドウ病とは甲状腺の病気で、簡単に言うと体が活発になりすぎる病気です。ショックを受けつつも思い当たることが多々あり、治療の日々が始まることに……。

 漫画家の桜木きぬさん(@kinumanga)によるエッセイマンガ『夫がバセドウ病にかかったら…』がX(旧:Twitter)で公開されました。夫のバセドウ病の症状や治療の経過などが具体的に描かれています。読者からは「大変でしたね」「私も治療中です」「バセドウ病って精神的にも体力的にもキツいですよね」「イライラするの分かります」「マンガすごく分かりやすいです」などの声があがり、投稿には2400件を超える「いいね」がついています。

 桜木きぬさんは漫画家としてWebマンガの連載を持つほか、家族の日常を描いた『日常観察マンガ』、『思春期観察マンガ』をKindleにて無料で配信しています。また、2024年7月5日(金)17時より、「ダ・ヴィンチWeb」にて新連載『わたしが選んだ死産の話』がスタートし、毎週金曜日に更新予定です。

 作者の桜木きぬさんに、お話を聞きました。

ーー今回のマンガを描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

 それまでもバセドウ病についてちらほら耳にすることはあったのですが、夫が罹患したときに私自身がバセドウ病について知識がなくて大変戸惑いました。同じような人が多い気がして、どのような病気か広く知ってもらえたらなと思って描きました。

ーー旦那様がバセドウ病と分かったときは、どんなお気持ちでしたか?

 原因不明の不調に名前がついてホッとしました。治らないと言われたのはショックでしたが、幸い対処法が確立している病気と聞いたので、それなら何とかなるかと少し楽観的になれました。

「ダ・ヴィンチWeb」で新連載『わたしが選んだ死産の話』(著:桜木きぬ)がスタート 『わたしが選んだ死産の話』桜木きぬ

ーー旦那様の治療が始まってから、特に大変だったことや、印象に残っていることなどはありますか?

 大変だったのは、マンガにも描いたのですが、性格が変わってしまった時期です。また子供の遊び相手を私が一手に引き受けざるを得なかったのも体力的につらかったですが、いまとなってはいっぱい遊べて良かったのかもなと思います。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 たくさんの、同じ病気の方の反応がもらえました。知らなかった情報を教えてもらったり、気持ちを共有したりすることができて大変励みになりました。

ーーバセドウ病に罹患している方やその周囲の方へ、メッセージがあればお願いします。

 私自身はバセドウ病に罹患していませんが持病があります。私が夫を助ける日もあれば、夫に助けられる日もたくさんあります。生きていると大小さまざまな病気にかかると思いますが、お互い様という気持ちを持って、頼ったり頼られたりしながら生活していけたらいいですね。

ーー「ダ・ヴィンチWeb」での新連載『わたしが選んだ死産の話』について、ご紹介をお願いします。

 10年ほど前に、18トリソミーという染色体異常でお腹の子供の妊娠継続を諦めた経験があり、そのときの経緯や感じたことを描きました。つらい話ではありますが、妊娠や出産を取り巻く問題や人間模様について考えた内容にもなっていますので、いろんな方に読んでいただけたらうれしいです。

(マグミクス編集部)

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