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『鬼滅の刃』風の呼吸は本当に強い? 実は実弥には適性がなかった可能性も

マグミクス / 2024年7月8日 20時10分

『鬼滅の刃』風の呼吸は本当に強い? 実は実弥には適性がなかった可能性も

■ついに風の呼吸の強さが明かされる

『鬼滅の刃』には炭治郎が使う「水の呼吸」のほかにもいくつもの流派があります。「不死川実弥」の使う「風の呼吸」は他の呼吸法と比べてどのくらい強いのでしょうか。

※この記事には『鬼滅の刃 柱稽古編』以降の内容を含みます。

●呼吸法の系譜と適性

 すべての呼吸法は起源である「日の呼吸」から派生しました。作中では「炎」「水」「風」「岩」「雷」「音」「獣」「霞」「恋」「花」「蛇」「蟲」「月」の呼吸が登場しており、それぞれ個性的な技を繰り出します。そのなかでも「風の呼吸」はカマイタチのように鋭く、暴風のように敵を圧倒します。

 呼吸法の習得には適正があります。『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・壱』(集英社)の「呼吸適性判別」によれば、風の呼吸に適性があるものは「暴風の如き激しい気象を持ち、己が目的のために他者を巻き込みつつ進むもの」とされており、実弥の第一印象と重なります。

 しかし「産屋敷耀哉」が死亡した時に涙を見せたり、実弥の実弟「玄弥」を戦いから遠ざけようとしたりする不器用な優しさこそ実弥の本質ではないでしょうか。前述の書籍の「鬼殺隊報」によれば、不死川の口調が鬼滅隊入隊前と後とで変化したのは「任務で治安の悪い場所を転々としていたため、周囲を威嚇しているのもある」とのことです。

 しかしそれだけではなく、実弥は鬼を斬るために風の呼吸を選んだときから、風の呼吸にふさわしい人格を意識して作り上げていった可能性があります。風の呼吸を極めるなかで弱さになりかねない情緒を切り捨てていった結果、荒々しい振る舞いを見せるようになったのではないでしょうか。

●風の呼吸の戦果

 実弥の戦闘スタイルは非常に攻撃的で、容赦なく鬼を切り捨てます。アニメ「柱稽古」編でも「蛇柱」である「伊黒小芭内」と協力して鬼の群れを薙ぎ払う様子が描かれており、「風の呼吸・肆ノ型 昇上砂塵嵐(しょじょうさじんらん)」で文字通り血の雨を降らせていました。

 上限の壱「黒死牟」からは、「岩柱」の「悲鳴嶼行冥」とあわせて「おそらくはこの二人が柱のなかでも実力上位」と高く評価されています。実弥は無惨との戦いでも不意打ちで背後から両断したり、握力を失って剣を手放してしまった義勇をフォローしたりと最後までしぶとく戦い続け、継戦能力の高さを見せつけました。

 そして鬼滅隊最強と目される悲鳴嶼すら倒れる死闘の末、「水柱」の「冨岡義勇」とともに生き残りました。柱のなかで生き残ったのは実弥と義勇だけです。実弥本人の力もあいまって、風の呼吸が強力な呼吸法であることは間違いないでしょう。

(レトロ@長谷部 耕平)

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