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「産屋敷ボンバー」からのコンボに「作った人天才では?」 鬼滅のネットスラングが秀逸すぎた

マグミクス / 2024年7月4日 17時25分

「産屋敷ボンバー」からのコンボに「作った人天才では?」 鬼滅のネットスラングが秀逸すぎた

■シリアスなシーンなのに笑っちゃうナイスネーミング

 TVアニメ『『鬼滅の刃 柱稽古編』の最終話では、産屋敷邸の爆発シーンが視聴者を驚かせました。このシーンは「産屋敷ボンバー」と呼ばれ、X(旧:Twitter)上でトレンド入りしました。生まれた経緯ははっきりしないものの、「産屋敷ボンバー」というネットスラングは「週刊少年ジャンプ」連載時点ですでにファンの間で使われていたようです。

 産屋敷邸の爆発で全身を焼かれ、眼球が露出するほどの状態から再生しながら、「鬼舞辻無惨」は「まだ何かある。産屋敷はこの後まだ何かするつもりだ」と警戒します。無惨の読み通り、次は肉の種子が現れ、「血鬼術」が発動。無惨を幾重にも分かれたトゲでその場に拘束しました。

 これは無惨が浅草で鬼にし、「珠世」の治療で自我を取り戻した男性の血鬼術です。炭治郎に気付かれた無惨が、足止めのためにたまたま鬼にした人が、今度は無惨を足止めするという皮肉な結果となりました。この「浅草で鬼になった人」に名前はなく、彼の血鬼術は「浅草」と形状から「浅草ニードル」と呼ばれています。

 さらに、浅草ニードルで拘束された無惨に、「愈史郎」の血鬼術で姿を隠していた珠世が「鬼を人間に戻す薬」=「無惨にとっての毒」をねじ込みます。こちらは「珠世ポイズン」という俗称があります。そして珠世の「悲鳴嶼さん、お願いします!」という叫びとともに、「岩柱」の「悲鳴嶼行冥」が現れ、巨大な鉄球のような日輪刀で、無惨の頸を落とします。

 悲鳴嶼の攻撃は「岩柱ハンマー」と呼ばれています。連載当時、『機動戦士ガンダム』に登場する、棘付きの鉄球「ガンダムハンマー」に似ていることから「岩柱のガンダムハンマー」と呼ばれたのをきっかけに、「岩柱ハンマー」という呼称になったようです。

 一連の無惨への攻撃は、「産屋敷ボンバー」→「浅草ニードル」→「珠世ポイズン」→「岩柱ハンマー」と連続して読むと語感が良く、どれも秀逸なネーミングです。涙を流してしまった視聴者もいたほどのシリアスなシーンにもかかわらず、アニメ放送時にこのワードがX上でポストされて、笑ってしまった人が続出した様子です。

『鬼滅の刃』のネットスラングといえば、一般層にも定着した「かまぼこ隊」や「サイコロステーキ先輩」などがあります。この後に控えている「無限城編」劇場3部作でも、ネット上で生まれたワードが話題にのぼるでしょう。

(マグミクス編集部)

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