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『レイアース』伝説のOPは変わるのか? 30年越しの新アニメ化はどうなる?

マグミクス / 2024年7月15日 20時25分

『レイアース』伝説のOPは変わるのか? 30年越しの新アニメ化はどうなる?

■神オープニングは変えないで! それがファンの「ゆずれない願い」?

 2024年7月2日、『魔法騎士レイアース』の新アニメ化プロジェクトが発表されました。30年の時を超えた新アニメ化に、原作者であるCLAMPファン以外からも注目が集まっています。特に「光と影を抱きしめたまま」「ゆずれない願い」は「神オープニング」といわれていますが、今回のアニメ化はそれを超えられるのでしょうか。

●もはや変えずに流してほしい? 旧作の神オープニング

『魔法騎士レイアース』は1994年から1995年の間、全49話が放送されました。3人の女子中学生が異世界「セフィーロ」に召喚され、武器や防具を成長させながら、巨大ロボット(魔神)に乗って戦います。当時にしては珍しい設定が、強く印象に残っている方もいることでしょう。

 本作は女児向けアニメでありながら、実は男性が親しみやすい要素もあるのが特徴です。キャラクターの名前は「セフィーロ」「ランティス」など、実在する車の名前からつけられていることが多々あります。2019年にはゲーム『スーパーロボット大戦T』にも参戦し、話題となりました。

 さらに多くの視聴者の度肝を抜いたのは、その神オープニングです。紅白出場曲となった「ゆずれない願い」、映像が美しすぎる「光と影を抱きしめたまま」は、その代表格といえるでしょう。新アニメはこれらの神オープニングを超えられるのか、SNSでもさまざまな声があがっています。

●「死人が出る」と心配された、伝説の制作現場

 1話から20話のオープニング主題歌「ゆずれない願い」は売上枚数100万枚を突破し、歌を担当した田村直美さんはこの曲で紅白歌合戦に出場しました。ロック調で剣や爆発の効果音も重なり、疾走感のあるこの曲は、アニメを見ていなくても聞き覚えのある方はいるのではないでしょうか。

 43話から49話のオープニング主題歌「光と影を抱きしめたまま」は、作画の美しさが特徴です。90秒の動画に約6000枚のセル画(アニメ2話分)を使っているとウワサされており、30年前のアニメとは思えない仕上がりです。なんと、遠くに見える小さなキャラの耳まで、風に揺れています。

 SNSでも「セル画の最高傑作オープニング」「狂気の手描きセルアニメ」と絶賛された一方で、本来の指示では、まだまだ絵を動かす予定だったのだとか。さすがに「これ以上やると(スタッフに)死人が出る!」とのことで一部「止め絵」も残した、という逸話がささやかれています。

●高まるファンの期待!「半端なことはできんぞ」

 こうした逸話を受け、「次は(止め絵だった)ランティスのマントがたなびくんですよね!?」「オープニング制作チームが、一番プレッシャー感じてそう」というファンの意見も見られました。神オープニングの人気はすさまじく、「主題歌だけはそのままで見たい」という声もあるほどです。

 それもそのはず、オープニングやエンディングの絵コンテにはCLAMPのひとり、もこなあぱぱさんが参加しています。さらに当時のオープニングやエンディング主題歌にはすべて、主人公3人の名前「光」「海」「風」が入っているという徹底ぶりです。ここまでの神オープニングを、新アニメオープニングは超えてくれるのでしょうか。

 なお、旧作の脚本にはCLAMPのひとり、大川七瀬さんが参加していました。新作ではどこまでCLAMPが関わってくれるのか、作画や声優陣はどうなるのか……「半端なことはできんぞ」「オープニング、もしかして全部動くか」と、旧作ファンの期待が高まる作品です。

(新美友那)

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