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『転スラ』の「開国祭」どうなる? 重要シーンの大幅カットで広がるファンの懸念

マグミクス / 2024年7月12日 21時10分

『転スラ』の「開国祭」どうなる? 重要シーンの大幅カットで広がるファンの懸念

■印象的なシーンをカットに「悲しい」

 アニメ『転生したらスライムだった件』(以下:転スラ)第3期は、最新話が放送されるたびに大きな話題を呼んでいます。連続2クールということで、第60話からオープニング&エンディングテーマも一新されました。物語はついに「開国祭」に突入しましたが、実は一部ファンの間で今後の展開に対する不安の声も少なくありません。

 第3期がはじまってから『転スラ』では、長い会話パートや首脳陣による会議シーンが大半を占めており、激しい展開はほとんど描かれてきませんでした。とはいえ同作の魅力は、「魔物の国」の発展やキャラ同士の駆け引きなどにあります。

 一部からは「動きが少ない」「会議長すぎ」といった声も見られるものの、これぞ『転スラ』だと評価する人も多く見受けられました。しかし第3期の59話から60話で描かれた宴会シーンは、ファンたちの期待を裏切るものになってしまったのです。

 主人公の「リムル=テンペスト」は、「七曜の老師」の思惑によって作中最強クラスの人物である「ヒナタ・サカグチ」と戦うことになりました。結果はリムルの勝利で、のちに和解のための宴会が開かれたのですが、ファンの期待していたシーンがことごとくカットされていたのです。

 例えば、マンガ版には、宴会が始まる前にまずヒナタがしっかりと頭を下げて謝罪、ほかにも暴風竜「ヴェルドラ」が「聖騎士団(クルセイダーズ)」にすき焼きの食べ方を指南するなど、印象的なシーンが数多くありました。

 なかでもリムルの秘書である「シオン」が人間に対する考え方を改めるシーンや、リムルがうれしそうに今後の展望をヒナタに語るシーンは、それぞれのキャラの内面に深く入り込んだ重要なシーンだったように思えます。

 これらがすべてカットされていたことに、ファンは強いショックを受けていたようです。キャラ同士のちょっとしたやり取りや細かい描写にこそ『転スラ』の魅力が詰まっていると考える人も多いため、ここ最近の駆け足気味な展開に納得できない気持ちもあるのでしょう。

 そうなると、やはり今後も心配事は尽きません。「開国祭」では新キャラも続々と登場するうえ、再注目されるキャラも出てきます。『転スラ』は魅力的なキャラが多いだけに、それぞれにちゃんとスポットを当ててほしいものです。

 まず、すでに話には出てきている勇者「マサユキ」は、意外な設定を持ったキャラです。モノローグ(心の声)が多いタイプなのですが、その内面がとても魅力的で、ネット上でも「丁寧に描いてほしい」といった意見が多く見受けられます。

 そして現在「テンペスト」で進行している「ダンジョン」のプロジェクトには、過去にちょっとだけ登場した蟲型魔獣(インセクツ)の「アピト」と「ゼギオン」、そして魔王「クレイマン」の従者だった「狐(ナインヘッド)」が関わってきます。今後大いに活躍するキャラなので、印象的な登場シーンを期待したいところです。

 また60話で、商人の「ミョルマイル」が貴族である「カザック」の怒りを買っていましたが、マンガ版ではその後リムルがミョルマイルの安全のためゴブリンの「ゴブエモン」を護衛につけていました。

 たった2クールで収めないといけない、という尺の問題があるため、致し方ないとはいえ、カットされてしまうのは悲しいものです。

 ただ、カットされたシーンは、のちにスピンオフ『転生したらスライムだった件 転スラ日記』の続編で補完される可能性もあるでしょう。『転スラ』は「開国祭」から再び物語が大きく動き出します。第3期の後半戦も見逃せません。

(ハララ書房)

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