【漫画】「CDプレイヤーあげる」親類と電話をしたら妻ブチギレ！ 勘違いに気付いて「反省している姿かわいすぎ」【作者インタビュー】

■コミュニケーションの大事さを再確認した出来事

　虹走さんはかつて、当時の彼女、現在の妻であるUさんにブチっと怒られてしまったことがありました。その理由は、家にある虹走さんのラジカセを親類にあげようとしていたからです。虹走さんが詳しく事情を説明すると……？

　虹走さん（@nijibashiri）が「ボクの妻がゲーム好きな話　梅雨の総集編」としてX（旧：Twitter）に掲載した『ボクの妻がゲーム好きな話-妻の事が大好きなボクの傑作選-』が話題です。同シリーズは、虹走さんがゲームをこよなく愛するUさんとの日々の暮らしを描いた作品です。

　今回は、虹走さんがUさんに怒られてしまったエピソードをご紹介します。いいね数は3.6万を超えており、読者からは「うちでもよくあるシチュエーションで共感しかない」「誤解が分かった後のUちゃんの反応は自分もしそう（笑）」「反省している姿かわいすぎ」などの声があがっています。

　作者の虹走さんにお話を聞きました。

ーーUさんは自分のラジカセの話だと思ったのですね。このときの状況や、虹走さんの心境を詳しく教えて下さい。

　この頃は部屋にラジカセは2台しかなく、妻のラジカセの方は古くて使わなくなっていたんです。だから他人にあげる話をボクがしていたときに心配させてしまったんでしょうね。先に確認をするべきだったなぁと反省した出来事でした。でも、あまり自分の物に固執しないことがほとんどな妻だったので、このことは少しうれしく感じた出来事でもありました。

SNSで大人気！　ゲーム好き妻とのほのぼの生活を描いた『ボクの妻がゲーム好きな話6 ボクの妻がゲーム好きな話』（虹走さん提供）

ーーUさんが怒ることは珍しいのでしょうか？　また、怒ったあとに勘違いだと分かって反省をする妻のUさんはどのような様子だったかを教えて下さい。

　妻はあまり口に出して怒らないタイプですね。温厚というよりは我慢したり諦めたりすることが多いのかもしれません。あのときは自分の勘違いで感情を出してしまったことに、恥ずかしさを感じていたようでした。勘違いさせたボクに小声で文句言っているようにも思えましたが、それもなんだか恥ずかしくなったのか、ゴニョゴニョ言いながらゲームを手にとって静かに遊んでいましたね。

ーー今作の後日談などがあれば教えて下さい。

　ふたりでルールを決めるようなことはありませんでしたが、部屋にあるものは共有の物なので捨てたりする物でも確認するようになりました。取り返しのつかないような失敗をせずに、確認する癖を学べたことはボクたち夫婦にとってラッキーな出来事だったのかもしれません。

　ちなみにボクがあげたCDプレイヤーはすぐ壊れてしまったようです。逆に妻のラジカセはまだ使えます。あまり使う機会はありませんが、見るたびにこの出来事を思い出して楽しくなります。

（マグミクス編集部）