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「グロ描写キツ過ぎ」 耐性が無い人は要注意なマンガの「R指定」実写映画

マグミクス / 2024年7月20日 21時55分

「グロ描写キツ過ぎ」 耐性が無い人は要注意なマンガの「R指定」実写映画

■生々し過ぎるグロ描写のオンパレード!

 殺傷シーンや暴力シーンなど、過激な描写があるマンガの実写化作品は、グロテスクな表現が苦手な人にはおすすめできないものも少なくありません。また、普段はそういったマンガを読み慣れていたとしても、カラーになって生身の人間が演じる実写映画では、「マンガだと平気だったのに」「グロ耐性あってもヤバい」といった感想も聞かれます。

●『東京喰種 トーキョーグール【S】』

 2011年から2018年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載されていた、『東京喰種 トーキョーグール』(著:石田スイ 2014年途中から2部『東京喰種トーキョーグール:re』開始)は、2017年に実写映画が公開されました。

 人間社会に紛れ込み、人を喰らう怪物「喰種(グール)」と人間との戦いを描いた本作は、喰種が人肉を捕食するシーンほか、数々の残酷描写があり、アニメ化の際も規制が加えられていました。実写化1作目(PG12指定)もはっきりと殺傷シーンを写さないといった配慮がされていた一方、2作目となる『東京喰種 トーキョーグール【S】』では、はっきりと捕食シーンがあるためかR15+指定となっています。

『東京喰種 トーキョーグール【S】』では、喰種たちが通う秘密のレストランが舞台となっており、「食事」に対する強いこだわりを持つ喰種「月山(演:松田翔太)」との戦いも描かれて、1作目よりも喰種の捕食シーンが増えています。

 松田翔太さんは原作でも強烈なキャラクターとして描かれていた月山を見事に演じ切っており、冒頭では美しいオッドアイの人気女性モデルの目をくり抜いて食べてしまう衝撃的なシーンも登場しました。また、原作でも人気の月山が「ハンカチを嗅ぐ」シーンも、恍惚の表情と喜びを全身で表現した演技が賞賛されています。

 他にも喰種たちの前で人間が解体されるシーンもあり、グロテスクな描写が生々しくなっていることから「食事中に観て後悔した」「1作目は大丈夫だったけど2作目はキツい」「人肉食ってるのに松田翔太の演技のせいで美味そうに見えるのが怖い」と、より過激になった演出が話題になりました。

●『血まみれスケバンチェーンソーRED』

 2009年から2017年にわたって「コミックビーム」にて連載されていたマンガ『血まみれスケバン・チェーンソー』(著:三家本礼)は、女子高生がチェーンソーを武器にゾンビとの戦いに挑む作品です。2016年に実写映画が公開後、2019年にキャストを一新したリブート版である『血まみれスケバンチェーンソーRED』(R15+指定)が公開されました。

 原作はあまりにも戦闘シーンの過激な描写で、長崎県では少年保護育成条例により有害図書として指定を受けているほどの作品で、発表当時は「本当に実写化するの?」と驚きの声も続出しています。

 解体屋の娘に生まれ、常に改造チェーンソーを持ち歩く主人公「鋸村ギーコ(演:浅川梨奈)」が同級生の「碧井ネロ(演:あの)」が創り出した改造死体たちに立ち向かっていく本作は、血しぶきが大量に飛ぶシーンや、チェーンソーで敵を真っ二つに切り裂くシーンなど原作の過激な描写が再現されていました。首が飛ぶ描写もあり、「リアルさが無いとはいえ苦手な人は苦手かも」「血の量がエグい」という感想も見られます。

 また、4DX上映では、作中の血しぶきがかかるシーンになる度に水しぶきがかかる演出がされており、「これでもかと水を浴びたけど、それだけ血の量も多いってことか」「こんなに水がかかる演出と合ってる映画もそうそうない」と話題になりました。

●『まいちゃんの日常』

 不死身の身体を持つメイド「まい」がサディストの客や、メイド長の「楓」から過激な肉体破壊を加えられる『まいちゃんの日常』(作:氏賀Y太)は、2014年に作者である氏賀先生総指揮により実写映画化されました。

 特異体質であるまい(演:小司あん)は、チェーンソーで切り刻まれる、ナイフで指を切断されるなど、次々と凄惨な目に遭います。さらに目玉をフォークで刺したり、内臓が出てきたりと、あまりにもリアルな描写に「グロ耐性あるから大丈夫だと思ってたけど十分キツかった」「一部グロ描写はモノクロだったけど、カラーだったら耐えられなかった」と悲鳴も少なくありません。

 多くの人が感想で述べているように、猟奇的な描写が立て続けに登場するため、万人に薦められる作品とは決していえません。しかし、破壊行為という形でありながらも、映画版オリジナルキャラクターである新人メイド「ミヤコ」とまいの間に生じる、ある意味では「愛」ともいえる感情を描いた挑戦的な作品でもあります。原作ファンからも高い評価を得ているため、グロ描写に抵抗がない方は楽しめるでしょう。

(田中泉)

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