『らんま1／2』問題キャラ「八宝斎」はどうなる？ 「永遠の17歳」続投への喜びも

■新情報解禁にさまざまな意見が飛び交う

　2024年7月17日（水）に「『らんま1/2』完全新作的アニメ 大発表会」という題のもと、生配信にて『らんま1／2』の新情報が解禁されました。

　メインキャストである主人公「早乙女乱馬」を山口勝平さん、女性化したらんまを林原めぐみさん、本作のヒロインである「天道あかね」を日髙のり子さんが担当します。また乱馬をライバル視する「響良牙」を山寺宏一さん、乱馬に惚れる「シャンプー」を佐久間レイさんと、ほとんどのキャストが続投であることが発表され、ファンから歓喜の声があがっています。

　レジェンド声優たちの中に「（永遠の）17歳」である井上喜久子さんが混じっており、「ほぼ還暦のなか、最年少の井上喜久子さん（17歳）が光ってる」「17歳さん（井上さん）がなにも変わってないので安心」との声があがっています。

　井上さんは、『らんま1/2』の「天道かすみ」役はもちろん、『ふしぎの海のナディア』の「メディナ・ラ・ルゲンシウス・エレクトラ」役や、『ああっ女神さまっ』の「ベルダンディー」役を務める声優です。

　とあるラジオがきっかけで「17歳」の流れが誕生し、以降、井上さんは自身を「17歳」と称しています。ちなみに「17歳教」への入会希望者も複数名いるようです。

　キャスト続投に歓喜の声があがる一方で、「八宝斎のキャストはどうなるのか」という声も少なくありません。今回の生配信でキャストの発表はありませんでしたが、解禁されたキービジュアルには右端に八宝斎の姿が描かれており、登場に期待されています。

　八宝斎は、乱馬が使う「無差別格闘流」の開祖で実力は作中最強クラスです。しかし、その一方でセクハラや無銭飲食などの常習犯で、そのひどさに耐えかねた彼の弟子「早乙女玄馬」（乱馬の父）と「天道早雲」（あかねの父）によって、洞窟に封印されていたキャラです。

　35年前のアニメでは『サザエさん』の「磯野波平」（初代）や『風の谷のナウシカ』の「ミト」を演じた永井一郎さんが担当し、青年時を『ジョジョの奇妙な冒険』の「ディオ・ブランドー」や『∀ガンダム』の「ギム・ギンガナム」を担当する子安武人さんが務めました。こちらも「キャスト続投」となれば良いですが、永井さんは2014年に永眠されています。

　当時、青年時を演じた子安さんが跡を継いで八宝斎を務めてくれる展開に期待されていますが、実際は誰が務めるのでしょうか？

　完全新作アニメ『らんま1／2』は2024年10月5日（土）24時55分より日本テレビ系にて順次全国放送されます。また放送直後には「Netflix」での独占配信も予定されています。

（マグミクス編集部）