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「グロもドキドキも満載」「ここまでやるか」 絶賛される「大人向け」過激アニメ

マグミクス / 2024年7月21日 12時25分

「グロもドキドキも満載」「ここまでやるか」 絶賛される「大人向け」過激アニメ

■洋画のようなアクションやセリフにしびれる!

 数あるアニメのなかには、グロテスクな描写や、性的な描写が多く、苦手な人は観るのを避けてしまいそうな作品もあります。ただ、万人向けとはいえないながらも、高い評価を受けた作品もありました。

●『BLACK LAGOON』

 過激な描写が描かれながらも独特の持ち味で多くの人びとをとりこにしているのが、「サンデーGX」で連載中の同題マンガを原作とした『BLACK LAGOON』です。

 ある日、旭日重工に勤める主人公「岡島縁郎」は、会社の機密ディスクを輸送中に、違法の運び屋「ラグーン商会」に誘拐されてしまいます。会社は機密情報の隠ぺいを優先し、縁郎ごと消そうとして傭兵部隊を送り込みました。会社に見捨てられたことを悟った縁郎はラグーン商会に協力して生き延び、「岡島縁郎」ではなく「ロック」として商会の一員となり、裏社会で生きていくのです。

 本作は架空の犯罪都市「ロアナプラ」を舞台に、ラグーン商会に焦点を当てて裏社会を描いており、殺害や暴行など過激なシーンがあります。特に、第13話で登場する幼い双子の殺し屋「ヘンゼル」と「グレーテル」の行動には、背筋がゾッとさせられるでしょう。

 ロアナプラで勢力拡大を企むマフィアに雇われた双子は、過剰な殺戮を行うだけでなく、遊びと称して連れ去った男性の頭に何本も釘を打ち込みます。詳細な拷問シーンはなかったものの、頭に釘や国旗が刺さった男性の遺体は衝撃的でした。

 グロテスクな描写がある一方で、ネット上では「洋画のようなガンアクションや名言がカッコいい」「現実世界で実際に存在しうる裏社会をテーマにしていて考えさせられる」と高い評価を得ています。前述のエピソードはやるせない結末を迎えており、胸を締め付けられたファンからは救いを求める声が多くありました。

●『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』

 グロテスクな表現ほか大人向けな描写でファンを惹きつけているのが、「月刊ドラゴンエイジ」で連載されていた同題マンガが原作の『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』です。

 主人公の「小室孝」は平穏な日常を送っていましたが、突如ゾンビのようになってしまう「殺人病」に犯された「奴ら」が現れたことで、平和な日常を壊されてしまいます。学園にいた孝は同じ学園の生徒や教員と協力し合い、学園から抜け出して「奴ら」がはびこる世界で生き抜いていくのです。

 本作は「奴ら」が人間を食べたり、反対に人間が「奴ら」を銃や刀で倒したりと、血なまぐさいシーンのほかに、ドキドキしてしまうセクシーな場面もあります。ヒロイン「毒島冴子」が木刀で戦うときには大胆なパンチラが映ったり、パンツにエプロンだけまとった姿で戦ったりする場面もあり、ネット上では「バイオレンスでエロティックで超過激なストーリーは間違いなくアニメ界トップクラス」といった声もあがっています。

 そんな『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』は、「エログロとゾンビと美麗なアクションが素晴らしいうえに作画も良い」「テンポよく進むから一度見始めたら止まらない」と好評です。しかし、本作は原作者の佐藤大輔先生が亡くなってしまったため、未完の作品となっています。

■雰囲気が一変? 大人気シリーズの3作目

コメディ要素はどこに? 終始重苦しい雰囲気が続く「フルメタル・パニック! The Second Raid Act3,Scene12+13 (通常版)」(ハピネット・ピクチャーズ)

●『フルメタル・パニック!The Second Raid』

 前作のギャグ要素が多い雰囲気から一変し、シリアスな展開や直接的な残酷描写が描かれたのが、同題ライトノベルを原作としたシリーズ3作目『フルメタル・パニック!The Second Raid』です。

 世界最強と称される特殊部隊「ミスリル」に所属する主人公「相良宗介」は、特殊能力を持つ「ウィスパード」のひとり「千鳥かなめ」の護衛につくため、かなめのいる高校へ転入します。幼い頃から戦場を渡り歩いてきた宗介は高校生活になじめず、かなめを怒らせてばかりいますが、次第にふたりは打ち解けていきます。

 これまでのシリーズではコメディ色が強く、敵を倒す際には直接的な表現は避けられていました。しかし、本作では重苦しい雰囲気が続くうえ、目を背けたくなるような過激なシーンが、見られます。

 たとえば、ミスリルの隊員が敵の手によって首を斬られて殺害されたときには、首の断面の肉片までしっかり描かれていました。さらに、敵の親玉である「ゲイツ」が離反した部下を挑発するため、死体をもてあそぶという恐ろしい場面もあります。

 そういった過激なシーンがありながらも、本作は「宗介とかなめの人間関係がより親密になっていく過程がすばらしい」「京都アニメーションが制作しただけあって、20年近く前の作品とは思えないくらい作画が美しい」と、丁寧な人間関係の描写や美麗な作画を称賛されています。

(LUIS FIELD)

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