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【コスプレ】妖艶すぎ! 180cmのウクライナ美女が『バイオハザード』の“巨大貴婦人”を見事再現

マグミクス / 2024年7月26日 19時5分

【コスプレ】妖艶すぎ! 180cmのウクライナ美女が『バイオハザード』の“巨大貴婦人”を見事再現

■高身長活かした「ドミトレスク夫人」コス

 ウクライナ出身のコスプレイヤーの「ネトーチカ」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『バイオハザード』の「オルチーナ・ドミトレスク(ドミトレスク夫人)」のコスプレ写真が注目を集めました。180cmという高身長と撮影ロケーションの工夫も相まって、巨大貴婦人であるドミトレスク婦人の妖艶な魅力を見事に再現しています。彼女にコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。

――コスプレを始めたきっかけを教えて下さい。

 ウクライナにいた頃、たまにコスプレをすることを考えていましたが、その趣味は非常に珍しかったので、あきらめました。しかし、2022年に日本に引っ越してから再びコスプレしたいと考えるようになりました。日本での生活に適応するのに多くの困難がありましたが、コスプレは日常の問題から逃れる手助けをしてくれ、他の誰かになることができました。たとえそれが1日や数時間だけでも、私は自分の問題を忘れ、異なる世界に完全に没頭することができました。

 実際には2023年からコスプレを始めました。コスプレはキャラクターを通じて自分自身や興味を創造的に表現する手助けをしてくれました。コスプレを始めたばかりの頃、何度も失敗しましたが、その経験が私にさらに努力を継続させ、完璧を目指させました。そして、Xのフォロワーさんからコスプレに対する肯定的なコメントを受け取ると、それが私のモチベーションを高め、フォロワーさんの喜びのためにもっと頑張りたいと思わせてくれました。

――日本ではどんなコスプレ活動をしていますか?

 イベントに参加したり、Xで写真をポストしたりしています。できるだけアイデアやユーモアを交えてポストできたらと思っています。スタジオでのコスプレよりも、私は野外のロケーションでのコスプレが本当に好きです。最初はコスプレ衣装で外に出るのが恥ずかしかったですが、写真がとても良い出来になったので、やってみて本当によかったです。

――ウクライナでも日本のアニメやゲームは人気でしたか? コスプレイヤーは多かったですか?

 はい、大人気でした。子供の頃、私はソビエトの古い、画面がほとんど緑色になるテレビで『美少女戦士セーラームーン』を観ていました。古い画面のせいで目がいつも痛かったですが、本当に『セーラームーン』が大好きでした。私は自分のことを「ちびうさ」だと想像して観ていました。

 アニメは今でも人気です。私の学校にはオタクサークルもあり、そこに所属していました。『DEATH NOTE』、『ONE PIECE』、『ロザリオとバンパイア』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『空の境界』についてよく話しました。私は理系でしたし、オタクサークルで唯一の女の子でした(笑)。

 当時、熱心な人々は自作でコスプレしていましたが、日本と違ってコスプレ衣装を販売するお店も素材を販売する店もほぼないので、コスプレするのは非常に難しく、コスプレイヤーは少なかったです。

――今回、『バイオハザード』のドミトレスク夫人のコスプレをしようと思った理由は何ですか?

「バイオハザード」はウクライナでも人気のシリーズで、元々好きでした。さらに、上野駅の低い通路で撮った私服の写真が大人気になり、合計で2万フォロワー増えました。その写真がドミトレスク夫人に似ていると言われたので、コスプレをしてみようと思いました。

――実際にコスプレをする際に大変だったことはありますか?

 ドミトレスク夫人の身長(約290cm)を表現するために、私の身長が180cmでもそれくらい巨大に見える場所を探す必要がありました。非常に低い橋を探すために時間を費やし、夜に千葉まで行きました。

――身長の高さを活かしたコスプレで記憶に残ることはありますか?

 高身長を活かしてドミトレスク夫人や八尺様のコスプレをして、どちらも1万いいねを越えるなど、反響が大きくてうれしかったです。上野駅での写真はコスプレではなかったですが、それをもとに高身長(デカ女)のトレンドをXで作れたことがとても記憶に残っています。日本では、自分の身長がかなり高く、それがコンプレックスに感じることがありましたので。多くのヨーロッパの女性が日本でそう感じているのではないでしょうか。

 また、日本人の女の子はみんなおしゃれでかわいくて、そのようなかわいいコスプレをしようにも自分にはあまり合わないことが多いので、自分の身長に合わせたコスプレの方法を毎回考えるのは大変ですが、楽しいですね。

――今後、日本でどんなことをやりたいですか?

 ウクライナで戦争が始まったので日本に来ましたが、日本で平和を見つけることができました。私は常に日本の文化とファッションが好きでした。私はいつかウクライナ文化を日本に紹介できたらうれしいです。ウクライナ文化がどれだけ豊かであるか、もっと多くの人びとに知ってもらえることを願っています。

 さらに、私も日本の人びとのようにもっとかわいく表現できるようになりたいです。ヨーロッパでは大人がかわいいファッションを着るのは少し奇妙に見られますが、日本では普通です。ただ、私の身長のため、短過ぎないかわいい服を見つけるのは難しいです。まだコスプレやメイクの技術を学んでいる最中ですので、スキルを向上させてフォロワーの皆さんがもっと喜んでもらえるよう努力したいです。

(乃木章)

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