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「大ヒット作なのに」「グロより困る」 意外と「気まずい要素」もある人気アニメ

マグミクス / 2024年8月3日 21時25分

「大ヒット作なのに」「グロより困る」 意外と「気まずい要素」もある人気アニメ

■人気アニメでも油断は禁物!

 猛暑で外出が厳しい日も多い2024年の夏休みには、動画配信サービスのサブスクを利用して、子供と一緒にアニメを楽しむ方も多いでしょう。その際に注意したいのが、そのアニメに「気まずいシーン」があるかどうかです。現在「Amazon Prime Video」で配信中のアニメで、実は「気まずいシーン」のある近年の人気アニメ3作を振り返ります。

※本記事はアニメ『薬屋のひとりごと』『地獄楽』『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』のネタバレが含まれます。

●『薬屋のひとりごと』

 2023年10月から2024年3月に放送され、大人気となったアニメ『薬屋のひとりごと』は、薬師の「猫猫」が後宮で起こる事件を解決していく物語です。多くの人の支持を得た間口の広い作品ですが、舞台が後宮と花街であるため、性的な物に関連する言葉や描写がいたる場面で登場します。

 たとえば第2話では、後宮で働く「壬氏」が猫猫に媚薬を作るように依頼し、さらに、その媚薬をこっそり食べてしまった侍女たちの妖艶な姿が描かれました。また、第4話では「もう皇帝の寵愛を受けられないのでは」と心配する「梨花妃」に、猫猫が男性を喜ばせる秘儀をこっそり伝授しています。

 このようにほのめかした描写も多いため、ギリギリセーフかと思いきや、かえって意味が分からない子供から「これってどういうこと?」と質問されてしまう危険性も考えられるでしょう。一緒に視聴するのは、子供に説明する覚悟ができてからの方がいいかもしれません。

●『地獄楽』

 主人公の「画眉丸」をはじめとした死罪人たちが、「不老不死の仙薬」を求めて奇怪な島で死闘を繰り広げるアニメ『地獄楽』では、殺し合いがメインに描かれました。もちろんグロテスクな描写にも気を付けなければいけませんが、さらに物語のキーとなる力の源「氣」に関係する、男女の濃厚な接触シーンがたびたび登場します。

 特に第6話の終盤では、突如として、女性同士が身体を重ねるシーンが出てくるため、子供と一緒に観ていた場合はかなりの衝撃となるでしょう。続く第7話では、「一緒にまぐわらない?」とストレートなセリフも出てきます。SNS上でも「家族と観るのはきつい」「グロは平気だけど気まずいシーンが出てきて脳が停止した」といった声もあがっていました。

●『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』

 交通事故をきっかけに、自動販売機に転生した「ハッコン」の活躍を描いたアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』は、第2期の制作も決定している人気作です。絵柄がかわいらしく、一見すると「子供向けアニメかな」と思わせますが、かなり危ないシーンが登場しました。

 第3話で、人口増加による病気対策を相談されたハッコンは、家族計画のためにコンドームの販売を提案します。さすがにコンドームという言葉は登場しませんが、キャラたちが実物を手にとって「どう使うのかな?」と無邪気に相談するという、なんとも気まずいシーンが出てきます。海外では、コンドームの使い方を授業で取り扱う国もありますが、日本では普段の生活で話題にすることはほとんどないでしょう。エピソードとしては面白いですが、注意が必要です。

(LUIS FIELD)

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