【漫画】通勤電車で視線を感じる… ”ツヤ肌メイク”の思わぬワナに「そりゃびっくりするわ！」【作者インタビュー】

■通勤電車で妙に視線を感じる！

　電車で他人からの視線を感じたときのエピソードを描いたマンガ「ツヤ肌にご注意」が、Instagramで500以上のいいねを集めて話題になっています。

　通勤電車のなかで、ほかの乗客からの自分への視線に気付いた女性。「何だろう？」と、持っていた手鏡で自分の顔を確認してみたところ……。読者からは、「まさかの展開で笑いました」「これは周りもビックリしますよ」「私のパートナーもラテン系なので共感できます」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、イラストレーターの今瀬おもちさんです。ブラジル人の彼とのエピソードを、エッセイマンガにしてInstagramで発表しています。今瀬おもちさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー電車では、どのくらいの人に見られてしまいましたか？　また、見られているとき、どのような気持ちでしたか？

　3人くらいだったかと思います。電車に乗っていれば、たまたま誰かと目が合うことはあるのですが、このときは複数人からの視線を感じ、動揺しましたね。「知り合いだっけ、いや違うな」など、いろいろと考えてしまい、終始落ち着きませんでした（笑）。

ーーこのあと、どのように対処したのですか？

　小さい手鏡とポケットティッシュがバッグに入っていたので、人が少ない車両へ移動し、ティッシュでゴシゴシと拭き取りました。顎下から首元についたものは見えづらく、降りた先の駅のトイレで、水を使って洗い流しました。出勤前にもかかわらず、ファンデーションがほとんど落ちてしまいましたよ（笑）。

ーー帰宅後、この出来事を彼に話しましたか？

「いろんな人に見られて恥ずかしかった～。この出来事、絶対マンガにするからね」と伝えたところ、彼は「わ～ごめん～。いいよ～（笑）」とのんきに爆笑していました。

ーーブラジル人の彼とのなれそめを教えて下さい。

　友人にすすめられたマッチングアプリがきっかけです。彼の日本語があまりにも流暢で、メッセージをやり取りするなかで気が合いました。「もしかして、日本人が外国人のふりをしているのではないか」と疑うほどでした。

　実際に会ってみたら、たしかにブラジル人でしたが、彼は日本の文化や歴史にとても詳しく、真摯（しんし）な人柄や話し方はまるで生粋の日本人のようでした。出会ってほどなくして交際をスタートさせ、現在に至ります。いまでも彼の独特な日本語や、ユーモアあふれる会話には楽しませてもらっていますね。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

　思わぬ展開に驚いて下さった方や、笑って下さった方がいて、とてもうれしかったです。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　2023年の11月頃からです。Instagramでは、主にブラジル人の彼の面白い言動や、一緒に過ごすなかでの新しい視点や発見などを投稿しています。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　普段から「面白い！」と感じたコンテンツは保存したり、メモに残したりして、元気が出ないときによく見返しています。今回の私のエピソードをマンガとして発信することで、誰かに面白いと感じていただけたり、元気を出していただけたりしたらいいなという思いで描きました。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　いつか英語でもマンガを作成し、世界中の人とつながりたいなと考えています。国際交流、国際恋愛の魅力、面白さを今後もたくさんマンガとして発信し、見て下さる方々の息抜きや多言語学習のモチベーションなどにつながればうれしいです。

（マグミクス編集部）