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え、リアルにいるの? 『ラピュタ』ドーラの「モデル」になった人物とは

マグミクス / 2024年8月29日 12時10分

え、リアルにいるの? 『ラピュタ』ドーラの「モデル」になった人物とは

■強すぎる女ボス、ドーラのモデルは?

 2024年8月30日(金)に、「金曜ロードショー」で人気アニメ映画『天空の城ラピュタ』が放送予定です。今回で、地上波では19回目の放送となります。

 1986年に公開されたスタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』に登場する空中海賊「ドーラ」は、「ドーラ一家」を率いる女ボスです。その迫力のある佇まいと作中で発揮するカリスマ性は、多くのファンの心をとらえており、ネット上では「ドーラは情が厚くて頼れるアネゴ!」「実在するなら会ってみたい!」など、長年人気を博しています。そのドーラには、意外なモデルがいたことをご存じでしょうか。

「アニメージュ」1985年12月号では、ドーラのモデルとなったのは宮崎駿監督の「お母さん」であるということが明かされています。『映画 天空の城ラピュタ GUIDE BOOK』では、宮崎監督の弟の宮崎至朗さんが寄稿「兄・宮崎駿」のなかで「『ラピュタ』に登場する女海賊ドーラを連想してくれるといい」と紹介し、「精神的迫力はまさにドーラに通ずるものがあった」と綴っていました。

 ドーラといえば、政府機関の役人である「ムスカ」がラピュタの秘宝「飛行石」を持っていると聞きつけ、彼の乗る飛行船を襲撃し、「飛行石」を持つ「シータ」と「パズー」を追い回すなど、パワフルで強烈なキャラクターです。そのモデルである宮崎監督のお母さんとは、どのような人だったのでしょうか。

 前述の「アニメージュ」1985年12月には、宮崎監督がお母さんのことを「兄弟男ばかり4人そろってもおふくろにはたちうちできなかった」と評する記載がありました。それほど強靭な宮崎監督のお母さんは、宮崎監督が『風の谷のナウシカ』を制作中の1983年に亡くなっています。先述の「兄・宮崎駿」によると、お母さんは強い女性であったものの、「病気がち」だったそうです。

 これらのエピソードは「金曜ロードショー」の公式X(旧:Twitter)でも語られ、それを知ったファンの多くは、宮崎監督の母を思う気持ちに心を打たれています。SNS上では「病弱だったお母さんを、作品のなかでは自由に飛び回らさせたかったのかな」「宮崎監督のジブリ作品で女性が活躍しているのは、お母さんの影響を強く受けているのかもしれない」など、宮崎監督とお母さんとの関係に思いを馳せる人が多くいました。

 人によってはもう何度も観ているドーラの雄姿も、こういった裏情報を知ってから観るとまた印象が変わるかもしれません。

(LUIS FIELD)

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