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40~50代におすすめのアニメ3選「こういうのがいいんだよ」「脱力して観られる」

マグミクス / 2024年8月13日 18時25分

40~50代におすすめのアニメ3選「こういうのがいいんだよ」「脱力して観られる」

■「ドラクエ」世代、疲れた大人、ミリタリーもの好きにおすすめ!

 世間は大型の夏休みに突入中です。会社が決めた休みなどで長期連休となり、ゆっくり過ごしている人も少なくないでしょう。特に2024年は酷暑で、外に出るのがおっくう……そのような時は、自宅でアニメをイッキ観するのはいかがでしょうか。しかし、特に昭和世代の人からすれば、膨大にある作品のなかから何を観ようか迷うこともあるでしょう。なじみのないジャンルでもなく、気合いを入れないと観られないほど長期シリーズでもない、気軽に観られる3ジャンルのアニメをご紹介します。

 例えば匿名掲示板から誕生したライトノベル『まおゆう魔王勇者』(作:橙乃ままれ)を原作とした同題タイトルのアニメは、親玉である「魔王」を倒すべく立ち上がる「勇者」を描いた作品です。「ドラクエ」シリーズと重ねる人も多く、ファミコン世代にとって入り込みやすいジャンルの作品です。

 とはいっても王道の冒険ストーリーではなく、第1話から最強の人間である主人公の「勇者(CV:福山潤)」と女性の「魔王(CV:小清水亜美)」は契約を交わし、世界を平和に導くため、ともに行動することになります。RPGの王道展開ではないものの、グラマラスボディの魔王による愛嬌のある言動や、各キャラによるコメディタッチのやり取りなど、シリアス展開だけではない観やすい要素が多いのも特徴です。さらに国を巡る戦争の事情や交渉も細かく描写されており、一部ファンからは「大人向けの作品」ともいわれています。

 実際に『まおゆう魔王勇者』を観た視聴者からは、「最近よくある力で押し通すパワー系の話ではなく、交渉などで世界を変えようとする展開がとにかく面白い」「なじみやすい世界観なうえに、内政ものファンタジーとしてしっかり作り込まれている」など好評の声が数多くあがっています。

 しかし『まおゆう魔王勇者』はストーリー性が深いせいもあって「気軽に観始められない」「疲れてるから頭からっぽにしたい」という点もあるでしょう。何も考えずに観られるアニメといえば、体操のお兄さんのブラックな一面が見られるTVアニメ『うらみちお兄さん』がおすすめです。

 同作は、作中内の教育番組「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さん「表田裏道(おもた うらみち/CV:神谷浩史)」、通称「うらみちお兄さん」が主人公です。うらみちお兄さんは、番組の収録で子供たちに笑顔を振りまく一方で、酒やタバコ、眠剤などのせいで不安定なメンタルになってネガティブな言葉を発します。

 例えば子供たちに向かって「今日も元気いっぱいだよ~って人」と声をかけるも、うらみちお兄さんの闇の面が「シンドイ、ツライ、何もしたくないって人」「そっか、お兄さんだけか」と疲れ過ぎた大人代表のセリフを発するのです。

 体操のお兄さんらしからぬ裏の顔を見せる同作には、「共感しかない」「うらみちお兄さんの周りにいる子供に、無駄に理解力があって笑える」などの声があがっています。現代社会で忙しい毎日を過ごして、心身ともに疲れ切っている時に観ると、少しばかりの癒やしを心に与えてくれる作品です。

■リアル路線のミリタリーと「魔法」の融合がいい!

架空の第二次世界大戦中の世界で、魔法を使う少女イゼッタが戦う『終末のイゼッタ』 (C)終末のイゼッタ製作委員会

 初代『機動戦士ガンダム』からのリアル路線のアニメ好きの人におすすめなのが、見応えのあるミリタリー要素の強い作品『終末のイゼッタ』です。

 同作のあらすじは、西暦1939年、「帝国主義国家ゲルマニア帝国」が突如隣国に侵攻を開始し、その戦火は一気に欧州全域に拡がり、さらに翌年の1940年、ゲルマニアはその矛先を美しい水と緑に恵まれたアルプスの小国「エイルシュタット公国」に向けるというものです。

 主人公はエイルシュタット公国の「元首ルドルフ3世」の後継者「フィーネ(CV:早見沙織)」と、魔女の一族の末裔「イゼッタ(CV:茜屋日海夏)」というふたりの女性キャラで、イゼッタは自身の魔力を駆使してゲルマニアの手からフィーネを守ります。

 銃や戦闘機といった武器に対して魔法で立ち向かう「ミリタリー×ファンタジー」という作風も同作の特徴といえるでしょう。同作の戦争の背景は現実世界の第二次世界大戦と被る部分も多く、そういった設定に魔法の要素が足されることで、世界の戦争史に関心がある人にとって見応えのある内容となっています。

 視聴者からは「命をかけて戦うイゼッタの姿に感動する」「世界史のifって感じで歴史好きにとって面白い作品」「対戦車砲にまたがった魔女がメッサーシュミットと空中戦を繰り広げる絵面だけで最高」といった反響がの声があがっています。終戦記念日によって戦争に対する、関心が高まる夏というこの季節に視聴すれば、味わい深いものを感じ取れるかもしれません。

(LUIS FIELD)

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