『学マス』初ライブが開催!「初」をイメージした演出、咲季の新曲初披露に“プロデューサー”が沸く
マグミクス / 2024年8月14日 18時40分
■アプリリリースからわずか3か月でライブツアーがスタート!
2024年8月10日、愛知県名古屋市にある名古屋クラブクアトロでスマホゲーム『学園アイドルマスター』のライブツアーイベント「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」がスタートしました。『学マス』をプレイしているときそのままの感動を味わえた公演初日の模様をお届けします。
ツアーは8月が【初声公演】、9月が【初心公演】、10月が【初恋公演】と名づけられており、3人ずつの異なるアイドルがライブを彩ります。【初声公演】は「花海咲季」役の長月あおいさん、「月村手毬」役の小鹿なおさん、「藤田ことね」役の飯田ヒカルさんが出演し、駆けつけたプロデューサー(『アイドルマスター』ファンの愛称)たちを歌声とパフォーマンスで魅了しました。
開幕を告げるインスト曲「DEBUT LIVE 初 TOUR -序曲-」に乗せて小鹿さん、飯田さん、長月さんが颯爽とステージに現れると、『学マス』メインテーマにして全体曲(アイドル全員が歌唱を担当する曲)である「初(はじめ)」でライブがスタート! 3人とも、アプリで実装されている「初」ステージ衣装を再現した衣装をまとっての登場です。
アプリでプロデュースしているアイドルたちが目の前にいるかのような錯覚と、ソロプロデュースに重きを置いたアプリでは見られない3人での歌唱を目の当たりにできた高揚感が合わさり、会場のテンションが一気にブチ上がります。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
続く2曲目も3人歌唱による全体曲「Campus mode!!」が飾りました。偉大な先人たちに敬意を払い、バトンを受け取ってステージに立とうとする新人アイドルの心境を歌う歌詞が19年続く「アイドルマスター」シリーズの歴史とその最新作である『学マス』のことを表しているようでもあり、歴戦のプロデューサーほど聴いていてグッとくる1曲です。
最初のMCパートでは、長月さん、小鹿さん、飯田さんがまだ緊張の色を残しつつもあいさつを披露しました。歌ったばかりの「Campus mode!!」がアプリのエンディングテーマであることを受けて長月さんが「(ライブは)これからですからね?」とほほえみ、会場の笑いを誘いました。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
ここからは『学マス』らしく各アイドルのソロパートに移行し、まずは長月さんが花海咲季のソロ曲「Fighting My Way」を披露しました。企画当初の『学マス』は咲季の妹「佑芽」が主人公で、咲季はアイドルを目指す佑芽の前に立ちはだかる「ラスボス」になる予定だったというこぼれ話があり、そのラスボス感を存分に味わえる威風堂々とした姿を見せてくれました。
小鹿なおさんが歌う「Luna say maybe」は、どこでブレス(息つぎ)をするのかも分からないほど歌詞が矢継ぎ早に紡がれる1曲です。手毬が赤裸々な感情を絞り出しているかのように歌う小鹿さんの姿にグッと引き込まれます。最後まで歌い上げてやりきった笑顔を見せる姿に、大きな歓声が上がりました。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
そして、飯田さんが歌うことねのソロ曲「世界一可愛い私」は、これまでの咲季、手毬のソロ曲とは異なるストレートなアイドルポップです。「世界一?」「可愛い!」、「宇宙一?」「かわいい!」とコール&レスポンスが非常に分かりやすくキャッチーなのが大きな魅力で、ステージの雰囲気を華やかなものに一変させました。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
2度目のMCでは、長月さんは花海咲季の出身地でもある愛知でライブの初日公演を行えること、小鹿さんは名古屋生まれの名古屋育ちであること、飯田さんは自身がエビアレルギーであることなど、三者三様で名古屋にちなんだトークが披露されました。
■咲季の新曲「EGO」がサプライズで登場!
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
ソロパートの2巡目は、長月さんが歌う「Boom Boom Pow」で幕を開けました。作曲を手がけるKENTZさんとERECAさんは実在のK-POPグループや日本のアイドルグループに曲を提供しているミュージシャンで、『学マス』が大切にしている要素のひとつだという実存感がより一層強まります。
それに続くのは、飯田さんが歌う「Yellow Big Bang!」です。振り付けはことねがゲームで見せる動きを強く意識したものになっており、回って、跳んで、駆けまわって…と、ステージを縦横無尽に活かして愛らしさを振りまきました。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
そんな会場の空気を、小鹿さんの「アイヴイ」が一気にクールな方向へ引き締めます。原曲通りのブレイク(演奏がいったん止まること)からの独唱がバッチリと決まり、初星学園高等部進学前から中等部ナンバーワンアイドルと言われていた手毬のように歌唱力で観客を惹き付けました。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
ソロ曲がひと通り披露されると、3人が再び壇上にそろって夏にピッタリの1曲「キミとセミブルー」が会場を魅了します。本来は咲季、手毬、ことねではなく紫雲清夏、有村麻央、姫崎莉波の3人によるユニット曲となっているので、本講演ならではの組み合わせを堪能できました。
「キミとセミブルー」が終わると、ステージがいったん暗転します。アプリの配信が5月16日に始まったばかりということもあり、残る楽曲もあとわずかに。そろそろこのライブも終わりか…となんとなくこちらもしんみりしていると、長月さんの「私のEGOを聴きなさい!」というひと言とともに、未発表の新曲「EGO」がスタート! 完全なサプライズで、来場者は新曲に聴き入りながらも、最大限の歓声を贈りました。
それに続いて3人そろって歌う「がむしゃらに行こう!」は、00年代の応援ソングをほうふつとさせるような1曲で、メロディからほのかに漂う懐かしさに、本当にライブがクライマックスにきたのだと実感させられます。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
ライブがいったん幕となり、3人が降壇すると観客から即座にアンコールのかけ声が。声援に応えて帰ってきた3人はアプリで登場したばかりの新ユニット曲「冠菊(かむろぎく)」に続き、あらためて「初」が披露されました。
ここで驚きだったのは、3人が最後に歌う「初」が本講演の1曲目とはまるで違ったものに感じられたことです。長月さんたちはMCでどれだけの緊張をもってステージに臨んだかを語っていただけに、1曲目の時点ではまだ本来のポテンシャルを発揮できていなかったのかもしれません。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」初日公演より
ライブの1曲目とアンコールのラスト1曲を同じ代表曲で締める構成はさまざまなライブに見られます。しかし、長月さんたちがプロデューサー(観客)の前で場数を踏んで花開いていく姿を見るのはプロデュースを重ねることでアイドルたちが開花する『学マス』のプレイ体験そのものであり、本公演は『学マス』ならではの「ストーリー」をしっかりと堪能できるライブでした。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」の名古屋クラブクアトロ初日公演は、8月26日まで配信視聴チケットが配信されています。配信視聴チケットの詳細は、ツアー公式サイトをご確認下さい。
●「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」
開催:2024年8月10日(土)
会場:名古屋クラブクアトロ(愛知)
出演:長月あおい(花海咲季役)、小鹿なお(月村手毬役)、飯田ヒカル(藤田ことね役)
●セットリスト
M01.初(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
M02.Campus mode!!(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
M03.Fighting My Way(長月あおい)
M04.Luna say maybe(小鹿なお)
M05.世界一可愛い私(飯田ヒカル)
M06.Boom Boom Pow(長月あおい)
M07.Yellow Big Bang!(飯田ヒカル)
M08.アイヴイ(小鹿なお)
M09.キミとセミブルー(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
M10.EGO(長月あおい)
M11.がむしゃらに行こう!(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
【ENCOLE】
M12.冠菊(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
N13.初(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
THE IDOLM@STER & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
(蚩尤)
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