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あれ、続編ないならもう会えない? 再現度高すぎた「実写化成功作」のヒロイン

マグミクス / 2024年8月26日 19時5分

あれ、続編ないならもう会えない? 再現度高すぎた「実写化成功作」のヒロイン

■前作からもう6年経っちゃった

 毎年数多くの人気マンガが実写化されていますが、「成功作」と言われるものは決して多くありません。何が実写化成功のカギとなるのかは意見が分かれるところですが、そのひとつには「ヒロインの再現度」があげられるのではないでしょうか。

 たとえば映画『キングダム』で長澤まさみさんが演じた人気の女性キャラのひとり「楊端和」は、原作ファンを唸らせるほどのハイクオリティでした。彼女は「山の民」から「山界の死王」と呼ばれる戦士で、女性ながら武力は山界一といわれています。なおかつ絶世の美女として知られており、長澤さんは楊端和の凜々しさと美しさを見事に再現していました。

 人気マンガの実写化が発表されると多かれ少なかれ批判がつきもので、『キングダム』も公開前は例外ではありませんでした。それがいまや1作目から3作連続で興行収入50億超えの人気シリーズとなったのは、走り出しとなる1作目で長澤さん演じる楊端和が多くの人びとを魅了したことも大きいでしょう。長澤さんはこの役で、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞も受賞しています。

 ただ、2024年7月12日に公開された第4作『キングダム 大将軍の帰還』はひとつの区切りとなっており、彼女の姿もおそらく見納めとなりそうです。ファンの間では楊端和が活躍する「合従軍編」への期待の声もあがっていますが、仮に続編が制作されたとしても恐らく公開は数年先になるでしょう。果たして長澤さんの楊端和に再び会える日はやってくるのでしょうか。

 最後の公開から久しく音沙汰がない作品といえば、『銀魂』の実写シリーズもあげられます。同作は主人公の坂田銀時率いる「万事屋」の活躍を描いた作品で、2017年に公開された実写映画は、その年の邦画実写興収1位を記録するほどの大ヒットを記録しました。

 そして『銀魂』のヒロインといえば、「万事屋」の紅一点である「神楽」があげられるでしょう。一見すると10代のかわいらしい女の子でありながら、彼女は「夜兎(やと)」という戦闘民族で常人離れしたパワーを有しており、さらに作中の「ヨゴレ役」も担う異質なヒロインとなっています。

 そんなヒロイン改めゲロインである神楽を演じたのは、「千年に一人の美少女」として知られる橋本環奈さんでした。公開当初は、ビジュアルはともかくとして、神楽の破天荒ぶりをどこまで再現できるのか不安に感じた人も少なくなかったはずです。実写化決定時には、原作の神楽もメタ的に「私を演じられるか橋本環奈ァ!!」と叫んでいました。

 しかし橋本さんは劇中で白目を剥きながらガッツリ鼻をほじったり、マーライオンのごとく嘔吐したりと、原作さながらのハチャメチャな神楽を再現します。

 そうした橋本さんの体当たり演技も成功の要因となり、2018年に公開された映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』に加えて、dTVオリジナルドラマも2度にわたって制作され、突然眠れないループに入ってしまった神楽の人気エピソード「寝る子は育つ」も映像化されました。「眠れないアル」の言い方や、バキバキの目の再現度も絶賛されています。

 とはいえそれ以降、続編の制作発表に関しては、監督を務めた福田雄一さんがSNSで続編をやりたいという旨の発言をしていたものの、公式には特に何もありません。もうフルスロットルな橋本さんの神楽は、拝めないのでしょうか。

 人気マンガ『ゆるキャン△』の実写ドラマも人気を博しながら、続編が作られていない作品のひとつです。同作は山梨県周辺を舞台に女子高校生たちによる等身大のキャンプライフを描いた物語で、TVドラマシリーズは2020年、2021年と立て続けに制作されました。

 キャスト陣の演技力や細かい小道具など、称賛すべきポイントはさまざまありますが、そのなかでも特に評価されたのがキャラクターの再現度です。たとえばメインキャラクターである「各務原なでしこ」の髪色は原作だとピンク色ですが、大原優乃さんが演じた実写版なでしこはピンク髪ではありません。髪色は自然なままに、その代わり着ている服でイメージカラーを表現するといった工夫が見られ、そのほかのキャラクターに関しても見事な再現度でした。

 なかでも好評だったのが、田辺桃子さんが演じた野外活動サークルの部長「大垣千明」です。まるでマンガからそのまま飛び出してきたかのようなビジュアルはもちろんのこと、独特な変顔までしっかりと再現しており、いまなおネット上では「大垣があまりにも大垣」「大垣千明の元ネタの人かと思った」などと語り草になっています。

 ファンからは続編を望む声も多くあがっていますが、2021年の第2シリーズを最後に動きは見られません。各キャラクターが女子高校生という設定だけに、なるべく早く制作してほしいところです。

(ハララ書房)

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