【漫画】断固として“抱っこ”させてくれない！ 予想外の愛猫たちの行動に「面白すぎ」「カチコチ（笑）」【作者インタビュー】

■抱っこに挑戦するも…「思っていたのと違う！」

　たなかふじもとさん（@tanaka_fujimoto）は、愛猫の「大吉」が近づいてきたので抱っこします。しかし、大吉は力が入り腕でグッとたなかふじもとさんの体を押すような体勢をとります。その後もほかの２匹の愛猫とスキンシップを楽しみますが……？

　たなかふじもとさんによるエッセイマンガ『うちの猫らは誰も願いを叶えてくれない』がX（旧：Twitter）上で公開されました。いいね数は1.5万を超えており、読者からは「分かります、急にカチコチになりますよね」「うちの子は逆に抱っこした瞬間液体になって、するりといなくなることもありました（笑）」「猫は防衛本能が強いから、弱点の腹がほかに当たりやすくなる抱え方は嫌がりますよね」などの声があがっています。

　たなかふじもとさんは漫画家として活動しており、SNSやブログ「ねこナビ」にて3匹の元保護猫との暮らしを描いたエッセイマンガを投稿しています。そのほかにも、書籍『ザ・にゃんフィクション』（小学館）が発売中です。

　作者のたなかふじもとさんにお話を聞きました。

ーーなかなか願いを叶えてくれない愛猫たちが印象的でした。このときの状況や、たなかふじもとさんの心境を詳しく教えて下さい。

　なんといいますか……ここだけは絶対に譲れないという線引きをされているようで、寂しくもあり、わずかに残っている野生を感じて頼もしくもあり、なんでコレだけそんなに嫌がるんですかという疑問もあり、という感じです。

愛猫たちとの他愛もない日常をリアルに描いた『ザ・にゃんフィクション』著：たなかふじもと（小学館）

ーー今作を描くうえで工夫した点、こだわったポイントなどはありますか？

　無表情で断固拒否する様子にこだわりました。

ーーその後、理想通り抱っこはできましたか？

　コメントで抱っこの方法を書いてくれる人がたくさんいましたが、どれをやってもダメです。「元気な証拠！」と思って諦めています。

（マグミクス編集部）