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『ヒロアカ』『呪術』完結へ 次に「週刊少年ジャンプ」を支える看板マンガは?

マグミクス / 2024年8月30日 12時10分

『ヒロアカ』『呪術』完結へ 次に「週刊少年ジャンプ」を支える看板マンガは?

■やはり「アニメ化」がカギを握りそう

「週刊少年ジャンプ」(集英社)では、2014年より連載されていた『僕のヒーローアカデミア』が完結し、『呪術廻戦』も残り4話で最終回を迎えます。世界的にも人気のある『ONE PIECE(ワンピース)』も最終章に突入しており、これらの「看板作品が終わったあと」へ心配の声があがっていました。

 では、先ほど挙げた3作品以降、「ジャンプ」の新たな看板作品は何になるのでしょうか?

 まず、多くの人が思い浮かべるのは『HUNTER×HUNTER』でしょう。10月7日発売の「ジャンプ」にて連載再開が発表されています。ただ掲載形態は「週刊」ではないため、看板とはいえないかもしれません。

『願いのアストロ』『ウィッチウォッチ』『キルアオ』『逃げ上手の若君』などは、原作者が大ヒット漫画家のため、クオリティが申し分なく、バトルシーンの迫力やギャグのテンポの良さに引き込まれる作品ばかりです。ただ現在連載中の作品には、それ以上に「看板」になりえそうな作品が複数ありました。

 まずは2020年より連載中の『SAKAMOTO DAYS』(作:鈴木祐斗)です。かつて最強の殺し屋と呼ばれていた「坂本太郎」は、愛する妻と娘とともに暮らす、幸せな日常を送っていました。しかし凄腕だった坂本を殺し屋界の人間は放っておきません。坂本の営む「坂本商店」にやって来る殺し屋たちから、家族たちを守るお話です。

 まず魅力的なのは、幸せ太りしても健在な坂本の鋭い攻撃でしょう。環境に応じて、その場にあるものを上手に活用する術は「次は何を使うのか」と読者をワクワクさせます。そして殺し屋を一蹴できるほどの実力者でありながら、愛する妻には頭があがらない点もほほ笑ましいです。

 続いて2022年より連載中の『あかね噺』(原作:末永裕樹/作画:馬上鷹将)です。「落語」という時点で避ける人もいそうですが、話を知らなくても作品の世界観へ引き込まれる演出がちりばめられています。またギャル(主人公)が落語家という点が新鮮で、幅広い世代に受け入れられているようです。

「ジャンプチャンネル」公式アカウントで公開されている『あかね噺』のボイスコミックスでは、おっ父こと「阿良川志ん太(桜咲徹)」を山口勝平さん、その娘である「桜咲朱音」を山口茜さんが演じます。山口茜さんは、山口勝平さんの実娘で実際に落語の舞台に立った経験もある人物です。「中の人」の親子共演と、実際に落語で舞台に立つ人の演技に鳥肌が立つほど興奮します。

 そして、いま最も注目を集めているのが「次にくるマンガ大賞2024」コミックス部門で1位を獲得した『カグラバチ』(作:外薗健)でしょう。殺された父の仇を取るため、息子が妖術師組織「毘灼(ひしゃく)」壊滅を目指すお話です。

 ストーリーの秀逸さはもちろんのこと、作画、特に技の描写が美しいと注目を集め、『カグラバチ』のために「ジャンプ」を買っている、という読者も多いようです。

 ちなみに筆者は2024年に連載が始まったばかりの『妖怪バスター村上』(作:伊原大貴)を推したいです。巻末に掲載されることが多いものの、まだ連載が始まってから2か月ほどということで、伸びしろは十分にあるでしょう。メンタルがちょっぴり弱めな妖怪と、それをねじ伏せる村上の的確なひと言に「確かに(笑)」と、シュールな笑いを誘います。

 これまで「ジャンプ」作品は、『鬼滅の刃』『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』とアニメ化で再注目を浴び、人気を博したものばかりです。現状取り上げた作品のなかでアニメ化が発表されているのは『SAKAMOTO DAYS』のみですが、ほかの作品も「アニメ化したらさらに人気になりそう」と期待されています。

 あなたの考える、「週刊少年ジャンプ」の次の看板作品はどれですか?

(マグミクス編集部)

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