1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

おまえら結局誰が嫁? 『ときめきメモリアル』藤崎詩織を差し置いて選んだあのコ

マグミクス / 2024年8月31日 20時50分

おまえら結局誰が嫁? 『ときめきメモリアル』藤崎詩織を差し置いて選んだあのコ

■『ときメモ』動きました!

 2024年8月27日、ライブ配信された「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ」にて、Nintendo Switch版『ときめきメモリアル~forever with you~エモーショナル』(コナミ)の発売が発表され、多くの「メモラー」が歓喜に沸きました。

 本作は1995年のPlayStation版を皮切りに発売された『ときめきメモリアル~forever with you~』のリマスター版になります。オリジナルは1994年発売のPCエンジン版で、当時としてはヒロインたちに声が付くのは画期的な出来事であり、画面のなかから話しかけてくるヒロインたちに多くの人が心を奪われました。

 そのメインヒロインが誰かと言えば、「藤崎詩織」様に決まっています。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧超人であり、『ときめきメモリアル』のファン「メモラー」たちにとって、彼女の攻略に必要なパラメータの高さは、ある程度ゲームシステムに慣れるまでは絶望的ともいえる壁でした。

 ゲーム中、ときおり発生する下校イベントにて、好感度が低い状態で彼女が言い放つ「一緒に帰って友達にうわさとかされると恥ずかしいし……」というセリフは、幼なじみに向けたものとはとても思えない冷たさで、ラスボスを思わせる風格すら漂っています。そのぶん、伝説の樹の下に詩織様が現れたときの感動も、非常に大きいものでした。

 あまりの人気の高さから1996年には「藤崎詩織」名義でバーチャルアイドルとしてデビューしていますが、この一件は「ゲームのキャラクターがアイドルになり得る」ことを示した点で、現代にまで続く大きな影響を残しています。

 そのように詩織様が絶対不動のセンターというイメージはあるものの、本作に登場するヒロインのなかで人気No.1かといえば、実はほかのヒロインの名前が浮上する可能性があります。それは、後に制作された派生作品「ときめきメモリアルドラマシリーズ」にてフィーチャーされたメインヒロインの顔ぶれにも見ることができるでしょう。

 全3作が発売された「ときめきメモリアルドラマシリーズ」は、1作ごとにフィーチャーされたヒロインとのエピソードを楽しむタイプのアドベンチャーゲームです。「メタルギア」シリーズを手掛けた小島秀夫氏が製作指揮をとっており、非常に良質な物語が展開されました。

 その『vol.1 虹色の青春』では、「虹野さん」こと「虹野沙希」がメインヒロインに抜てきされています。これは当時の人気投票結果や空気感からも納得の人選であり、こんにちに至るまで彼女は、本編ヒロインのなかでも詩織様と並び立つ存在として必ず名前の挙がるひとりです。

 2024年5月に開催された『ときめきメモリアル』30周年記念ライブの2日目には『虹色の青春』の一場面を模した演出が行われたそうですが、ライブに参加できた方はそれほど多くはありません。いつの日か、ぜひ映像の配信なり円盤化をしていただきたいものです。

■再び伝説の樹の下へ

作曲をゲームに落とし込んだ意欲作。『ときめきメモリアルドラマシリーズ vol.2 彩のラブソング KONAMI The BEST』(コナミ) (マグミクス編集部撮影)

 また、英語交じりの独特な言葉を話す「片桐彩子」さんも特に人気が高いキャラクターで、『ときめきメモリアルドラマシリーズ vol.2 彩のラブソング』にてメインヒロインを務めています。『彩(いろどり)のラブソング』は、いわゆる音ゲーであるギターゲームなどミニゲームが充実していたのが特徴のタイトルで、ドラマ部分では青春の悩みを抱えた片桐さんや主人公たちが、バンド活動を通じて想いを錯綜させる展開が描かれました。

 ドラマシリーズの最後を飾った『vol.3 旅立ちの詩』で、詩織様と並んでダブルヒロインを務めた「館林見晴」さんも印象深いキャラクターです。ゲーム本編では隠れキャラクターとして登場するため、狙って攻略するのが難しく、あっさり現れたかと思えば全然出てこないこともあり、苦労した記憶を持つメモラーも多いでしょう。なお『旅立ちの詩』では舘林さんの電話番号を知ることができ、セガサターン版では隠し要素として、自分から電話を掛けることができるようになっています。

 以上のように、『ときめきメモリアル』の人気ヒロイン上位は、彼女たち4人ということになるかもしれません。しかしほかにも、「如月美緒」さん、「紐緒結奈」さん、「古式ゆかり」さん、「清川望」さん、「鏡魅羅」さん、「朝日奈夕子」さん、「美樹原愛」さん、「早乙女優美」ちゃん、そして今は堂々と書けるようになった「伊集院レイ」さんと、さまざまに個性あふれる顔ぶれがゲームを彩っており、メモラー各人各様に「彼女こそNo.1」というヒロインがいるはずです。ドラマシリーズに登場した「秋穂みのり」さんや、CDドラマ、ラジオドラマのオリジナルキャラクターである「鞠川奈津江(まりかわ なつえ)」さん、「十一夜 恵(じゅういちや めぐみ)」さんを挙げる方もいるでしょう。

 まだ『ときめきメモリアル~forever with you~エモーショナル』の詳細は分かりませんが、グラフィックについてはリニューアルされています。いずれにせよ、また伝説の樹の下で誰かが待ってくれているドキドキを再び味わえるのは2025年、来年です。心に浮かぶあなたのNo.1との再会を、楽しみに待とうではありませんか。

(早川清一朗)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください