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【漫画】“大きい何か”に助けられたセミ 死に際に恩人の存在に気付き?「セミファイナルに号泣」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年9月9日 11時10分

【漫画】“大きい何か”に助けられたセミ 死に際に恩人の存在に気付き?「セミファイナルに号泣」【作者インタビュー】

■セミが最期に見ていたのは?

 夏の日、道にひっくり返っている1匹のセミは、もう体勢を戻す元気もなく、なすすべもなく空を眺めていました。すると、セミは大きな日陰に覆われます。そして、その日陰を作る大きい何かにつかまったセミは、体を起こすことができ、再び歩き始めます。しかし、セミはそのあとすぐに力尽きてしまい……?

 ポポさん(@ikkaku_mute)による創作マンガ『ひっくり返ったセミの6ページ漫画』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は5500を超えており、読者からは「感動した。セミファイナルの別の形」「この子と同じようなシチュエーションを経験したことがあります」「鳥肌と涙が」などの声があがっています。

 作者のポポさんにお話を聞きました。

ーー今作『ひっくり返ったセミの6ページ漫画』を描いた理由や、生まれたきっかけを教えて下さい。

 お散歩中にひっくり返ったセミがいたので、ひっくり返して道端に移動させました。ですが、お散歩の帰りにまた同じ道を通ったとき、あのセミはどうなったかなと探しても、もういなくて。そのセミのことが気になって、セミの目線でマンガを描きたくなって描きました。

弱り切ったセミの頭上に巨大な手が……(ポポさん提供)

ーーセミと少年の関係性がとても印象に残りました。今作を描くうえで工夫した点や、お気に入りのシーンやセリフなどはありますか?

 工夫した点は、セミの目線になるように下から見上げる構図で描いたところです。なのでお気に入りのシーンは手が迫ってくるところです。お気に入りのセリフは最後のさようならです。

ーー夏が終わる寂しさを感じる作品です。ポポさんが夏の終わりを感じるのはどのような瞬間でしょうか?

 子供の頃の記憶では、ツクツクボウシが鳴き始めると夏が終わると感じていたと思います。今住んでいる地域ではツクツクボウシはいないのですが、秋の空気の匂いがしたときに、夏が終わるなぁと思います。季節が変わり、時間が流れる感覚をマンガで表現できていたとしたらとてもうれしいです。

(マグミクス編集部)

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