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『ドラクエ』エスタークはテリーが魂を売った姿? トンデモな都市伝説

マグミクス / 2024年9月11日 21時25分

『ドラクエ』エスタークはテリーが魂を売った姿? トンデモな都市伝説

■テリー=エスターク説はどこからやってきた? 盛り上がりを見せる都市伝説

 マグミクスでは「『ドラクエ7』キーファはオルゴ・デミーラだった説、なぜここまで語り草に?」と題した記事を配信したところ、多くの反響がありました。『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』に登場する「キーファ」は、旅の途中で前触れなくパーティーを離脱してしまうことから、プレイヤーに「種泥棒」とまでいわれているキャラクターです。

 ラストダンジョンで使い道のない「ラーの鏡」が手に入るなど、「設定段階では、キーファは実はラスボスという設定だったのでは?」とまことしやかに語られており、発売から20年以上経った現在でもさかんに考察がされています。この「キーファ=オルゴ・デミーラ説」以外にも、「ドラゴンクエスト」シリーズには、いくつもの都市伝説があります。

 例えば「テリー=エスターク説」は、「キーファ=オルゴ・デミーラ説」に通ずるものがある都市伝説です。「テリー」は『ドラゴンクエストVI 幻の大地』に登場する仲間キャラで、「エスターク」は『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』をはじめとしたさまざまな作品にボスとして登場した敵キャラです。

 テリーは幼少時に姉の「ミレーユ」を守れずに失ってしまったトラウマを抱え、ひたすらに力を求める剣士です。彼の強さに対する執着は凄まじく、作中では魔物「デュラン」に魂を売るシーンもありました。またエスタークは、『モンスター大図鑑』によると、太古の昔に進化の秘宝を編み出し、神をも超える究極の生物へと進化した姿とのこと。

「テリー=エスターク」とささやかれる理由はいくつか存在します。なかでも有名なのが、『ドラクエ6』の隠しエンディングで明らかになる、テリーと裏ボス「ダークドレアム」の対峙シーンです。多くの人が、テリーが単身でダークドレアムに挑んだと考えるところですが、ほかにもいろいろな考察がされています。なかには「テリーがダークドレアムに魂を売って、地獄の帝王エスタークに進化した」という説もあります。

『ドラクエ6』は、「天空シリーズ」の時系列で最古の物語であると同時に、エスタークが唯一登場しないタイトルです。『ドラクエ6』には天空シリーズ関係の伏線が丁寧に張り巡らされているだけあって、「テリーとダークドレアムのシーンは絶対何かの伏線だ」と考える人は多く、『ドラクエ6』にエスタークが登場しないことから、このような説が浮上したと考えられます。

 ほかにも、『ドラクエ6』には興味深い都市伝説があります。『ドラクエ6』の主人公と『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の仲間キャラ「カミュ」は、同一人物だという説です。カミュと『ドラクエ6』の主人公は、青い髪、ピアス、髪型など容姿にいくつかの共通点があります。

『ドラクエ11』の主人公は仲間の「ベロニカ」を救うため過去へとさかのぼり、邪神を討伐します。ロト3部作でおなじみの「伝説の勇者ロト」本人であることも判明しています。『ドラクエ11』の主人公が時をさかのぼったことで、もともと主人公がいた世界から勇者の存在はなくなってしまいました。

『ドラクエ6』は、その勇者がいなくなった世界のその後を、カミュを主人公にして描いた作品ではないかと言われているのです。ネット上では、この考察から、「『ドラクエ11』は実質、ロトシリーズであり天空シリーズでもある」と考えている人は少なくないようでした。

 これらの都市伝説はあくまでもファンの間で生み出されたもので、公式は言及していません。そのうえで、ここまで考察が盛り上がっているのは、「ドラクエ」シリーズの奥深いストーリー性があるからこそと言えるでしょう。

『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』:
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(マグミクス編集部)

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