【コスプレ】『FF7』ユフィのピュアな笑顔と健康的なスタイルにドキッ！「抜群のプロポーション」

■シルエットだけでなく表情の豊かさまで見事再現

　コスプレイヤーの「いしこ」さんがX（旧：Twitter）に投稿した、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の「ユフィ・キサラギ」のコスプレ写真が、まるでゲームの3DCGのような完成度です。限りなくキャラに寄せ切ったコスプレはどのように生まれたのか。彼女にコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。

――『ファイナルファンタジーVII』との出会いを教えて下さい。

　兄が「ファイナルファンタジー」シリーズが好きで、幼い頃からゲームが身近にありました。なので『FF5』、『FF6』に続いて『FF7』へ流れるように触れていきました！　初めて『FF7』の情報を見たのは、兄が買っていた「Vジャンプ」か他のゲーム系雑誌だった記憶があります。

――リメイク版を改めてプレイして、受け止め方の変化はありますか？

　前作の『リメイク』のミッドガル脱出から、今作の『リバース（ファイナルファンタジーVII REBIRTH）』ではオープンワールドとなり、クラウドたちの旅がより解像度高く、関係性やお互いに抱く感情がさらに濃く描かれ、プレイヤー側に深く伝わるものになっていました！

　ともに過ごす時間がかけがえのないものだったからこそ、クリア後はさまざまな感情で涙が止まりませんでした……。

　特にユフィは、オリジナル版では仲間にしなくてもクリアできてしまうキャラクターだったので、当時はメインストーリーではどうしても存在が薄くなりがちだったのですが、『リバース」での登場からはパーティーのムードメーカーであり、プレイヤー側にも元気を与えてくれる存在であり……！　彼女をさらに好きになることができました。

――ユフィのコスプレをしよう思った理由を教えて下さい。

　実はユフィと同じくティファも大好きなので、「このふたりのコスプレは必ず実現したい！」とコスプレ活動を始めた頃から考えていました。ティファはあの抜群のスタイルに今より少～しでも近づけられたら「チャレンジしよう！」と、まずは自身で近づけて再現しやすいユフィから制作し挑戦しました。

――コスプレをするにあたって、工夫したこと、大変だったことはありますか？

　初めてユフィの衣装製作をしたのは2019年で、彼女のリメイク版のビジュアルはまだ発表されておらず、オリジナル版に寄せて製作を進めました。子供の頃に『FF7』を好きになったキッカケである、キャラクターデザインの野村哲也さんのイラストをメイン資料に、他シリーズの映像も参考にしながら衣装、武器、ウィッグを作っていきました。

　大変だったのは最適なルーズソックスを見つけることと、ユフィの薄いお腹とくびれを再現するためのボディメイクです！

――実際の撮影で印象に残っている記憶はありますか？

　初めて撮影したのが2020年の2月頃で、とにかく寒くて鳥肌がおさまらず大変でした……（笑）。この日の夕陽がとってもきれいで、オリジナル版であったユフィのキャラクタービジュアルのような茜色でした。カメラマンのあきらさんがそのイメージに合わせた後ろ姿を素晴らしく切り取ってくださり、最高のショットを残すことができました。

　直近では2024年6月のコスプレイベント「ラグコス」で、『リバース』作中のコスタ・デル・ソルでの水着バージョンを出すことができて、また新鮮な気持ちで楽しく撮影することができました。現在新たに『リバース』版の衣装を製作中なので、年内にはイベントなどに着ていきたいと思います！

（乃木章）