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いいラブコメだけど「愛」の部分攻めすぎじゃね? 地上波ギリ通した衝撃アニメ

マグミクス / 2024年9月30日 20時25分

いいラブコメだけど「愛」の部分攻めすぎじゃね? 地上波ギリ通した衝撃アニメ

■ハッピーエンドの証しに生々しい描写?

 人気ジャンルのひとつである「ラブコメ」はアニメにも数多くの作品があります。なかには地上波放送にもかかわらず、過激な描写が描かれたアニメもありました。視聴の際は、ひとりで観ることをおすすめします。

 代表例としては、やはり同題の成人向けアドベンチャーゲームを原作とする『ヨスガノソラ』は外せないでしょう。配信サイトなどで「ラブコメ」の枠で紹介されることに、「これってラブコメなの」と困惑の声も出る作品です。

 2010年10月から全12話が放送された同作では、両親の死をキッカケに地方の町に引っ越してきた主人公「春日野悠」が、自身が通う「穂見学園」の同級生や、ひと学年上の先輩といったさまざまなヒロインと交流を深めていきます。原作がアドベンチャーゲームということもあり、ひとりのヒロインのエピソードを描いたあと、分岐点に戻って次のヒロインを描いていく「オムニバス形式」でストーリーが発展していきました。

 ラブコメにおいてヒロインと結ばれる際、最後はお互いにキスをしてハッピーエンドといった、「ぼかした」表現が定番のなか、同作では各ヒロインと結ばれたあとに、情事に及ぶ具体的な場面が描かれました。極めつけは、悠と双子の妹「穹(そら)」による禁断の愛も描かれています。

 もちろん、見えてはいけない部分には黒塗りや光などでぼかしが加えられているものの、放送当時はネット上で「地上波なのにいいの!?」といった驚きの声が相次ぎました。

 ちなみに、2024年のゴールデンウィーク期間には、『ヨスガノソラ』がYouTubeで配信されたものの、あまりにも過激すぎたためか、数日で配信中止のお詫びが出される事態となっています。

 ほかには、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた『To LOVEる -とらぶる-』(マンガ:矢吹健太朗/脚本:長谷見沙貴)のアニメ版も、女性キャラの露出が激しい作品でした。

 同作は純情な高校男子「結城リト」が、両想いなのにリトに思いを伝えられない「西連寺春菜」、デビルーク星の王女「ララ」ほかさまざまなヒロインとの過激なドタバタが描かれたラブコメです。2008年に放送された第1期の第1話では、さっそく一糸まとわぬララが風呂場にいたリトの目の前に突如現れ、リトが意図せず胸をつかんでしまうという場面が描かれます。

 それ以降、リトが偶然にもムフフなシチュエーションに遭遇してしまう「ラッキースケベ」のイベントが毎話のように発生するほか、ララや春菜ほかさまざまなヒロインのドキドキする姿が描かれるなど、刺激的なシーンだらけのアニメとして話題になりました。

 人気を博したアニメ版は第2期、続編『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』と続いていきます。特にララとの同棲生活が始まり、彼女の妹「ナナ」や「モモ」も居候することになった『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』の評価は高いようで、「必ず推しが見つかる神アニメ」「好みのシーンが多いのは断然ダークネス」などの声があがっていました。

■下ネタが出すぎてギャグに感じる?

ガガガ文庫『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』第7巻(小学館)

 同題のライトノベルが原作(著:赤城大空)のTVアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』は、タイトルと裏腹に、数多くのエッチな場面が描かれた作品でした。

 同作の舞台は「公序良俗健全育成法」という法律により、性的な表現が禁じられた世界です。主人公の「奥間狸吉」は、憧れの女性「アンナ・錦ノ宮」が委員長を務める「時岡学園」に進学するも、早々に反社会的組織「SOX」の創設者で下ネタテロリスト「雪原の青」でもある「華城綾女」から勧誘を受けました。そして、弱みを握られて嫌々SOXのメンバーとなり、下ネタテロに協力することになります。

 第1話から登場する綾女は、しきりに下ネタ発言を連発するため、「ピー」という自主規制音がしつこいほどに鳴ります。ちなみにアニメ公式サイトで掲載された第1話のあらすじには、「『雪原の青』に、狸吉の期待と股間はしっかりもっこり膨らんでしまうのだった」と、直接的すぎる説明が書かれていました。

 また、第4話「世界いわく、愛は正義」では、狸吉のストーカーとなったアンナが、寝ている彼を襲ってさまざまなことをしてしまう場面まで繰り広げられます。

 ほかにもアンナは、文章にするのもはばかれるような卑猥な行為を狸吉に及んでおり、同作の視聴者からは「最初は過激すぎる! と思ったけど、だんだん下ネタがギャグに思えるようになって不思議と笑えてくる。ただ家族と観たら最高に気まずい」「下ネタのオンパレードで逆に斬新だった」といった声が数多くあがっていました。

 ここまで過激な場面が多いのにもかかわらず、2015年にTOKYO MXなどで放送できていたのが、不思議に思ってしまいます。

(LUIS FIELD)

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