【漫画】立ったままの2歳息子に父が声をかけたら？ まさかの”状況説明”に「電車で吹いた」【作者インタビュー】

■あまりに必死な息子を応援したくなる！

　踏ん張る息子の状況説明について描いたマンガが、Instagramで1万2000以上のいいねを集めて話題となっています。

　立ったまま、何やら力を入れて踏ん張っている2歳の息子。その様子を父が見守っていると、父に気付いた息子が自分のいま置かれている状況を説明して……。読者からは、「電車で見て笑ってしまいました」「かわいすぎる～」「意味深なTシャツ（笑）」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、ブロガーのにくきゅうぷにおさんです。InstagramやWebサイト「ままのて」「コノビー」などでマンガを発表しています。にくきゅうぷにおさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー息子さんが踏ん張っている様子を見たとき、どう思いましたか？

　私も夫と一緒に近くで見ていたのですが、つい応援したくなりましたね。あまりにも必死な様子だったので。

ーー「いま、作っている」という息子さんの報告を聞いたときの心境は？

「報告するほどのものが作られているの……!?」と思いました（笑）。

ーーこのあと、息子さんは何か感想をいっていましたか？

　とてもキラキラした目をしながら、「出たあ……」と達成感と爽快感を合わせたような声でいっていました。

ーー「息子さんのTシャツが気になる」という意見がありました。このとき本当に着ていたものですか？

　実際に買って着ていたものではないんです。遊びで描いた架空のTシャツなのですが、気付いていただけてうれしいです。

　ほかにも、「スルメTシャツ」や「CH4（メタン）Tシャツ」、「ギョーザTシャツ」などを遊びで描いたことがあります。ぜひ、私の数ある作品から探してみて下さい。あまり気付かれない程度に描いているつもりですが、Tシャツの柄についてコメントをいただいたときは、いつも心のなかでガッツポーズをしていますね（笑）。

ーーこの作品を旦那様はご覧になりましたか？

「ああ、あったなそんなこと……」と、当時の出来事を懐かしがっていました。

ーーこの作品の制作には、どのくらいの時間がかかりましたか？　また、描くときにこだわったポイントを教えて下さい。

　先にラフ絵でブログにあげていましたが、清書には3時間ほどかかりました。こだわりポイントは、最後のコマにある息子の必死な様子を、当時の雰囲気や面白味を崩さないように清書したことです。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「電車で見て吹き出しました（笑）」「なぜか立ったまま踏ん張って生み出しがちですよね」「うちの子はスキージャンプの前傾姿勢で『生産』していました」など、たくさんの楽しいコメントをいただきました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　覚えたての言葉で状況を伝えようとする様子と、立って踏ん張る必死な様子が面白すぎて、脳裏に焼き付いていたので、思い出に残そうと先にラフ絵をブログにあげていました。基本的にラフ絵を描いた順番に、あとから清書をしていくのですが、この作品も清書して完成したものをSNSにあげました。

（マグミクス編集部）