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お宝すぎ…スタジオジブリにある手描きのイメージボードなど全て収録『宮崎駿イメージボード全集』

マグミクス / 2024年10月10日 7時40分

お宝すぎ…スタジオジブリにある手描きのイメージボードなど全て収録『宮崎駿イメージボード全集』

■原画と変わらぬ色彩やタッチなどの風合いの再現を目指した画集

 スタジオジブリ責任編集『宮崎駿イメージボード全集』(岩波書店)が、2024年12月より順次刊行されます。

「イメージボード」は、これから作ろうとする映画の作品世界を自身が探るために、また、それをスタッフに共有するために描かれ、宮崎駿氏の創作過程に不可欠なものです。本書は、映画監督かつアニメーターでもある宮崎氏が、自ら手掛けた「絵(イメージボードやストーリーボードなど)」を可能な限りすべて集めた画集です。

 スタジオジブリにある宮崎氏手描きのイメージボードやストーリーボードなどをすべて収録。原画から高精度スキャナーで読み込むことを基本とし、原画と変わらぬ色彩やタッチなどの風合いの再現を目指しています。すでに関連書籍で紹介されている「絵」も高画質で掲載。未発表作品も多数収録しています。

 また、大判の判型(350mm×257mm)とすることで、原画と同じ大きさ、または近いサイズで「絵」を掲載しています(ページに収まりきらないものは視認性を考慮しながら縮小しています)。

 各巻末は、作品に即した逸話や「絵」の誕生の経緯を語る、鈴木敏夫プロデューサーの新規インタビューが掲載されます。

『宮崎駿イメージボード全集 1 風の谷のナウシカ』、『宮崎駿イメージボード全集 2 天空の城ラピュタ』は2024年12月5日(木)刊行。『宮崎駿イメージボード全集 3 となりのトトロ』は2025年3月刊行予定です。

 以降の続刊では、宮崎氏監督作品『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『風立ちぬ』『君たちはどう生きるか』、制作に関わった劇場用映画『耳をすませば』『ゲド戦記』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』、その他の短編映画および初期作品『On Your Mark』、ジブリ美術館オリジナル作品、TVアニメ作品ほかが収録予定です。

※宮崎駿氏の「崎」の字は「たつさき」

(マグミクス編集部)

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