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【漫画】急に夫が寝室に「何があった!?」 いつもと様子が違った理由に「大人でも怖いものは怖い」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年10月25日 20時50分

【漫画】急に夫が寝室に「何があった!?」 いつもと様子が違った理由に「大人でも怖いものは怖い」【作者インタビュー】

■何でも受け止め合える信頼関係に「素敵」

 ある夜、木崎アオコさん(@aokororism)の夫が急に寝室に入ってきました。恥ずかしそうで何かを言いづらそうな様子だったので、隣で横になるように呼び込みます。理由を聞いてみると、「こわい夢をみた」と言いますが……?

 木崎アオコさんによるエッセイマンガ『おとなになってもそういう事はある』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は1.3万を超えており、読者からは「お互いこうして優しさで接すること、夫婦だからこそできることでもあると思う」「どちら側でも優しく受け入れるのはお互い尊敬しあえて支え合っているからなのかなとか思います」「こういったことも打ち明け、受け止め合うパートナー関係素敵です」などの声があがっています。

 木崎アオコさんは漫画家として活動しています。SNSやブログ「木崎アオコの私はおっとりしてない」では、日常のことや夫婦エッセイマンガを投稿しています。そのほかにも、エッセイマンガをまとめた書籍『6年目の私のおっとり旦那―変わったこと、変わらないことー』(講談社)が発売中です。

 作者の木崎アオコさんにお話を聞きました。

ーーこのときの状況や、木崎アオコさんの心境を詳しく教えて下さい。

 私は漫画家で夜まで仕事することも多いため寝室は別にしているのですが、この夜も夫は先に寝ていて、私は自室で寝ようとしていました。詳細はほぼマンガのとおりで、ドアを開けた夫が異様にもじもじというか何かおかしかったので声をかけて、夫が布団のうえにでんと寝転がり、内容をポツポツと話し出したので聞きました。

 そのときの私の心情といえば「珍しいなあ」といった感じでした。書籍の2巻にも描き下ろしで描いたのですが、夫は自分の気持ちを言葉にするのがとても苦手というか普段やらないので「怖かった」というような気持ちを伝えてくれて驚きましたね。

 それくらい夫にとっても生々しくて不快な悪夢だったんだと思います。

SNSで話題沸騰! 何もかもが正反対な夫婦の日常を描いた『6年目の私のおっとり旦那―変わったこと、変わらないことー』著:木崎アオコ(講談社)

ーーこのあとはどうなりましたか? また後日談などがあれば教えて下さい。

 まったく変わらずのんびりした日常が続きましたよ。翌日に体調はどうか一度だけ聞いて何ともないとのことだったので、その話はもうそれきり。本人が望まないのに何度も話題に出すのはいじりのようでよくないですからね。

ーーそのほかにも、日常のなかで「おとなになってもそういう事はある」と感じた印象的なエピソードはありますか?

 エピソードというものは思いつかないのですが、今回の取材を受けて改めて考えたのは、おとなはみんな子供の延長線上なので、日常で「そういうこと」が起こっても別におかしくないということです。たとえば悪い夢を見て怖くなったり、幼稚なおもちゃが欲しくなったり、おねしょをしたり、甘えたくなったり……。あるんですよ、そういうことは。

 でもやっぱり恥ずかしいじゃないですか。だから今回夫が悪夢を見て私の部屋に来てくれて、やっぱりうれしかったですね。

(マグミクス編集部)

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