「正直悲報」「今まで安すぎた」 アマプラ来年からの「広告表示」発表で複雑な心理語る人続出？

■広告表示は実質「値上げ」？

　2024年10月16日、Amazonは2025年から日本の動画配信サービス「Prime Video」で配信されている映画や番組で、制限付きながら広告を表示することを発表しました。広告を表示しない新規の有料オプションの提供も予定しているとのことで、「魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大していくため」とのコメントが出ています。

　また「従来のTVや他の動画配信サービスよりも、広告の表示回数を有意に減らすことを目指している」とのことで、料金は後日発表予定です。この広告表示の件は瞬く間にX（旧：Twitter）で話題になり、「プライムビデオ」がトレンド入りしています。

　広告を表示しない有料オプションがあることで、今回の発表を実質的に「値上げ」ととらえている方も多いようで、「まぁ今のサービス具合だと安すぎって感じだからしゃーないな」「Amazonプライム・ビデオ、海外の料金からすると日本は激安よね。ここまで値上げがそんななかったことが不思議」「CM入ったとしても他のサブスクサービスの月額料金や配信内容から考えたらまだまだ破格」と納得している意見もあれば、「これは正直悲報。なんで金払ってるのに広告見なきゃいけないんだ」「プライムビデオで広告流すのはいいんですけど、番組の最初にしてくれませんか」「広告なしの金額が気になる。せっかくの映画に広告台無しだよ」「初めは広告頻度が少なくても改悪してより多くの広告が入るようになるかも。広告の頻度によっては解約も選択肢のひとつに入るかな」などと、やはり不満の声も出ていました。

　ちなみに、現在のAmazon Primeの月額プランの料金は600円（税込）で、年額プランの料金は5900円（税込）となっています。一方、すでに2024年初頭から広告表示が始まっているアメリカ本国の会費は月額14.99ドル（約2237円）、年間139ドル（約2万741円）で、物価の違いはあれど日本がかなり安いことはたしかです。

　Prime Videoに広告が入るようになるのが2025年内のいつになるのか現段階では発表されておらず、導入の数週間前に、広告なしオプションの申し込み方法について教えるメールが届くことが発表されています。現状、どのような形で広告が入るのかも不明で、導入前後で会員の退会数などに大きな動きが出るかもしれません。

（マグミクス編集部）