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『キングダム 』第3シリーズは、秦国最大のピンチを描く【春アニメ1話レビュー】

マグミクス / 2020年4月10日 19時10分

『キングダム 』第3シリーズは、秦国最大のピンチを描く【春アニメ1話レビュー】

■第3シリーズは秦国最大のピンチを描く!

 2020年4月6日(月)より、NHK総合テレビでアニメ『キングダム』 第3シリーズの放送がスタートしました。原作は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中で、「第17回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞受賞作品でもある原泰久氏の同名の超人気マンガです。

 古代中国の春秋戦国時代末期を舞台に「天下の大将軍」を目指す信(しん/CV:森田成一)と、中華統一を目指すエイ政(えいせい/CV:福山潤)の活躍を描く本作。第3シリーズ「合従軍編」では、秦国以外の6国が共謀し、秦国に進攻を開始するという最大のピンチが訪れます。 

 第1シリーズでは、亡き親友と夢見た「天下の大将軍」を目指す信は、秦王・エイ政と王都奪還を成し遂げます。その後、秦国大将軍の王騎(おうき/CV:小山力也)は、自身の矛を信に託し、力尽きてしまいます。

 第2シリーズでは、王騎亡き後、諸国に国境を侵され始め、秦国は隣国である魏の攻略へと向かいます。戦場では、信と同世代のライバルたちの王賁(おうほん/CV:細谷佳正)や蒙恬(もうてん/CV:野島裕史)としのぎを削り合います。その最中、王騎の仇でもある趙国宰相の李牧(りぼく/CV:森川智之)と出会い、「戦争の本当の恐ろしさを知らない」と説かれます。魏軍との戦の中で、大きな戦功を挙げた信は、千人の兵士を束ねる千人将に昇格し、信の部隊である飛信隊は躍進するのでした。

 そして、いよいよ第3シリーズが展開。束の間の平穏の時を過ごしていた飛信隊の面々は、敵が現れたと報告を受けて東へ向かいますが、その姿は見えません。そして、秦国と楚国の国境の防衛壁の見張っていた兵は、楚国の兵士が秦国に進軍するのを目の当たりにします。信は、楚国進攻の情報を受け、魏軍の進攻も目撃するのです。大勢の者が殺され、手遅れとなった飛信隊。信は敵討ちを誓いますが、防衛の拠点である沙紀城に続き、剛陵城も既に炎を上げ、落城していました。

 報告を受けた秦国の都、咸陽は、混乱に陥ります。秦国以外の楚、趙、魏、燕、韓、斉の6国が、共謀し、楚国の宰相・春申君を総大将に合従軍を組んで秦国に攻め入ろうとしているのです。その役人たちの混乱を沈めたのはやはり、エイ政でした。エイ政の一喝で、皆士気を取り戻します。派閥が違う者たちも、その瞬間、目を輝かせエイ政を見つめ、共に秦国のために対策を練るのでした。

 もはやその人気、魅力とも説明不要な作品ですが、敢えて挙げるならば、秦国最大のピンチを圧倒的な熱量で描いているのが、この第3シリーズと言えるでしょう。エイ政が、皆をまとめ上げるため喝を入れる瞬間は、見ている視聴者さえも秦国の一員のように士気を上げたことでしょう。1話目からかなり熱い展開で、第3シリーズは、今までのシリーズに負けない熱い物語になることは間違いありません。

(二木知宏)

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