【漫画】お酢がない…近くのスーパーで買おう 後日、安い店の値段を見た結果「え、そんなに！？」【作者インタビュー】

■節約への思いがストイック過ぎる！

　買ったものが別のお店でもっと安かったことを描いたマンガ「あの日から、ずっと後悔してます。」が、Instagramで2200以上のいいねを集めて話題となっています。

　料理をしている途中で、お酢がないことに気付いた作者。普段は、家から少し離れているけれど安いスーパーへ車で行くことが多いのですが、この日は「お酢だけだし」と、近所のスーパーへ行きました。後日、普段利用するスーパーで、買ったお酢の値段を確認すると……。読者からは、「これはつらいですね（笑）」「このストイックさ、まさに主婦の鏡ですね（笑）」「『時間を買った』ということで忘れましょう」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、イラストレーターのチャーさんです。チャーさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーこのとき、何の料理を作っていたのですか？　お酢がどうしても必要だったのでしょうか？

「手羽元のさっぱり煮」です。お酢をたっぷり使った料理で、1か月に1回は無性に食べたくなります。

ーー普段利用するスーパーの方が安かったことに気付いたときの心境を教えて下さい。

　とてもショックでしたね。30円程度の差であれば、お店までの距離も違うし、そこまで気にならなかったと思うのですが……。「今後、同じ後悔をしないように」としばらく調味料コーナーに立ち、ほかの調味料の値段を必死に記憶しました。帰宅後には、もう忘れていましたが（笑）。

ーーお酢以外にも、同じような失敗はありますか？

　似たようなことは結構あります。「この店は高い」と分かっていても、面倒くさい気持ちが勝ってしまい……。そのときはいいのですが、次の日に後悔をすることがよくありますね。

ーーこの作品を旦那様はご覧になりましたか？

　見たようです。笑っていましたが、今作を見てくれたおかげなのか、休日に買い物を頼むと「Bスーパーまで行こうか？」と聞いてくれるようになりました。ですが、自分が値段を見なければショックを受けないので、夫が買いに行ってくれる分には、特に値段は気にしていません。

ーーこの作品を描くときに、こだわったポイントを教えて下さい。

　差額で買えたはずの商品のイラストにこだわりました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「分かります」「お金で時間を買ったと思いましょう」「ガソリン代を節約できたと思えば……」など、共感やなぐさめの声をいただきました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　自分で自分が面白くなってしまったからです。差額がずっと頭から離れず、「え、そんなにショックを受けていたの私!?」と思いました（笑）。

（マグミクス編集部）