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1話で3回“死”←多すぎ(笑) 『リゼロ』主人公の死亡スピードが速すぎる

マグミクス / 2024年11月6日 21時55分

1話で3回“死”←多すぎ(笑) 『リゼロ』主人公の死亡スピードが速すぎる

■これまでの死に戻り回数を数えてみると?

 2024年10月2日よりスタートしているアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd seasonにて、物語が開始したばかりなのに主人公の「ナツキ・スバル」が「死にすぎている」と話題になっています。

『Re:ゼロから始める異世界生活(以下、リゼロ)』とは、長月達平先生の同名ライトノベルを原作とするファンタジー作品です。異世界へと召喚されてしまった少年スバルが、死して時間を巻き戻す「死に戻り」の力を使い、過酷な運命に立ち向かいます。

 スバルの唯一にして最大の能力のため、「死に戻り」することは展開としてはおかしくありません。しかし10月9日に放送された52話「氷炎の結末」(3rd seasonとしては2話目)に至っては、開始約15分で3回もの「死に戻り」を行いました。

 3rd season序盤に登場した魔女教大罪司教「憤怒」担当である「シリウス」は、左目以外を包帯で覆っているという不気味な姿が特徴的なキャラクターです。その異様な見た目と同じく行動も狂気じみており、3rd season第1話で初登場するやいなや、幼い男の子「ルスベル」を人質にとり、自身の権能を行使して広場にいた多数の人間を殺害しました。

 スバルもその広場におり、もちろん死亡します。死に戻ってルスベルを助けようと向かった先でシリウスに鎖で首を吊られ……これが2回目で、3回目は群衆と一緒に真っ二つに切り裂かれました。

 気になってこれまでのスバルの死に戻り回数を数えてみたところ、1st seasonが7回、2rd seasonが10回の計17回でした。これに比べると、3rd seasonは死に戻るペースが明らかに早すぎます。

 さらに3rd seasonは「死に戻りすぎている」に加え、「死に方がエグすぎる」とも話題になっていました。この記事では、1st、2nd seasonのなかで、特に残虐だった死に戻りを振り返り、3rd seasonと比較します。

●大兎に食い殺される

 第33話「命の価値」にて、敵から逃げていたスバルは広大な雪原にたどり着きます。あたりを見渡すと、スバルは白くてかわいいうさぎのような小動物を見つけ、手を伸ばした次の瞬間には手首が切断されてしまいました。

 そこから、どこからともなく大量に現れた小動物に襲い掛かられたスバルは、生きたまま食い殺されます。これも放送時「リゼロ屈指のトラウマ回」と話題になりました。

●ペテルギウス乗っ取られて仲間の手によって殺される

 第23話「悪辣なる怠惰」にて敵の能力を倒した次の瞬間、スバルの肉体が、魔女教大罪司教「怠惰」担当「ペテルギウス」に乗っ取られてしまいます。精神まで乗っ取られ「死に戻り」できなくなることを阻止するため、スバルは自らを「殺してくれ」と頼み、仲間の手で死亡しました。

 壊れていくスバルの姿がトラウマ級ですが、それ以上に、スバルを殺さなければならない仲間たちの苦しみに涙が止まらない回です。

●腹を切り裂かれて「初めての死」を経験

 何の前情報も入れずに本作を見始めた筆者にとってのトラウマ回は、第1話「始まりの終わりと終わりの始まり」でした。「ロム爺」の盗品蔵に入ったスバルは、絶命したロム爺を発見します。

 その瞬間、「あ~みつけてしまったのね」という声とともに、潜んでいた敵に腹を切り裂かれて殺されてしまうのでした。

 主人公とかわいい女の子がイチャイチャ旅をする普通の異世界ものだと思っていただけに、このシーンの衝撃はすさまじかったです。

 3rd seasonでは、さらなる強敵がスバルを待ち構えます。どんどん激しくなるトラウマシーンも、引き続き増えていきそうです。

(米田果織)

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