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【漫画】「砂かけババァ」に迷惑…本当のクズは他にいた? 予想外のスカッと展開に!【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年11月24日 21時5分

【漫画】「砂かけババァ」に迷惑…本当のクズは他にいた? 予想外のスカッと展開に!【作者インタビュー】

■迷惑な母親…と思ったら、イケオジ登場で予想外の展開に?

 公園でのトラブルに端を発した事件について描いたマンガ「砂かけババァ公園に現る」が、Instagramで多数のいいねを集めて話題となっています。

 公園のブランコで遊んでいたとき、見知らぬ女性が「うちの子に譲って」といってきました。「まだブランコで遊びたかった」とグズる子供に対し、その女性は子供に砂をかけて「邪魔!」といい放ち……。読者からは「なんだ、こいつ!」「傷害罪だ」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、ブロガーでベビーカレンダー公式インフルエンサーも務める、「家事しないと死ぬ旦那を描いてる人」さんです。Instagramとブログ、Kindleで作品を発表しています。「家事しないと死ぬ旦那を描いてる人」さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーInstagramでマンガを発表しようと思ったキッカケはありますか?

 多種多様なマンガがありますが、そのなかでも「スカッと系」といわれるマンガが好きで、過去にそのような仕事も請け負っていたこともあります。ただ、なかには読み終わってもスカッとせず、かえってモヤッとするようなマンガもあり、がっかりした経験から、読むのが苦痛になってしまった時期がありました。そこで、自分のなかにある需要と供給を満たすために自分で描き始め、Instagramで発表しました。

ーーこのエピソードは実体験ですか?

 半分実話で半分フィクションです。近所に、本当に子供たちに砂を蹴り上げる迷惑行為をして、小学校や幼稚園で「要注意人物」とされた人がいました。その人が来る公園に、子供たちは誰も近寄らなくなったそうです。被害に遭われたお子さんも親御さんも嫌な思いをされただろうし、その話を聞いた自分も嫌な気持ちになりました。

 このエピソードをもとに、せめてマンガの世界だけはハッピーエンドになってほしい、スカッと気分良くなってほしい、という思いを込めて描きました。

ーータイトルの「砂かけババァ」はインパクトがありますね。

 この話を知人から聞いたとき、私が思わず「砂かけババァじゃん!」といってしまいました。それが知人の笑いのツボに入ったらしく大爆笑してくれたので、妙に記憶に残ってこのタイトルにしました。

ーー公共の場にこのような行動を取る人がいたら、どうすれば良いと思いますか?

 マンガでも描きましたが、もし公園にそんな人がいて、自分はまだしも、子供が被害が遭(あ)うのはとても悲しいことです。お子さんがいるご家庭なら、なおさらその場から去るしかないですね。「君子危うきに近寄らず」です。

ーーこの作品に、どのようなコメントが寄せられましたか。

 基本的にストーリーの展開に肯定的なコメントばかりでした。私は両親が共働きだったので、この作品に出てくる「みっちゃん」のように祖父母に育ててもらいました。また祖父は、当時としては珍しい「イクメン」で、幼少期の母もよく面倒をみてもらったそうです。でも、周囲からは「男性が子供を連れているなんて気持ち悪い!」といわれたり、ベビーカーを押していたらクスクス笑われたりしたそうです。また、「男の人が育児しているのはおかしい! 働いていないのでは?」とヒソヒソいわれたこともある、とも聞きました。祖父は夜勤で働いていたのですが……。

 なので、この作品で描いた「祖父が孫を公園に連れて行くこと」について、「何かいわれるかな?」と思っていましたが、特に何もいわれませんでした。いまは、私のように祖父母に育てられたという人は、あまり珍しくないのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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