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「ガンダム」シリーズのなんともめでたい金色に輝くメカ けどなにゆえ兵器でその色?

マグミクス / 2025年1月1日 9時5分

「ガンダム」シリーズのなんともめでたい金色に輝くメカ けどなにゆえ兵器でその色?

■驚異的な性能を秘めた金色の装甲

 ロボットアニメにおける、いわゆるリアルロボット路線にあるはずの「ガンダム」シリーズにおいて、なぜ金ピカのメカが登場するのか、不思議に思ったことはないでしょうか。

 メタな理由はさておき、設定としてどのように説明されているのかを見ていきましょう。

 そのさきがけにして代表といえるのが、『機動戦士Zガンダム』で「クワトロ・バジーナ」が搭乗し、続く『機動戦士ガンダムZZ』でもガンダムチームの一員として見せ場のあったモビルスーツ(MS)「百式」でしょう。百式が金色である理由は諸説ありますが、「耐ビームコーティング」の効果がある塗装だとする説が有力です。

 同様のビーム反射装甲による金色の機体として挙げられるのが、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』および映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場したMS「アカツキ」です(「アカツキガンダム」とも)。アカツキは「ヤタノカガミ」と呼ばれる特殊装甲で覆われ、ビーム攻撃に対しては圧倒的な防御力を誇ります。その性能は高く、通常のビームライフルはもちろん、『DESTINY』終盤では相手の戦艦から放たれた「陽電子砲」も跳ね返すほどでした。

 それだけでなく『FREEDOM』終盤では、敵組織「ファウンデーション」によって秘密裏に再建された戦略級ビーム砲「レクイエム」を反射するという荒業にも成功しています。さすがにコックピットではアラートが鳴り響き、装甲も赤熱化するなど被害は甚大だったようですが、その性能の高さをあらためて見せつけられて驚いた人も多いはずです。

 クワトロと同じく素顔を隠したパイロットつながりなのか、『∀ガンダム』の「ハリー・オード」の搭乗機「ゴールドスモー」も金色に輝いています。月の女王「ディアナ・ソレル」の親衛隊長専用機として、銀色に輝く一般機の「スモー」よりも目立つ金色の装甲が採用されていました。

 ゴールドスモーに採用された「MFEガンディウムFGI複合材」は、ダメージを受けるほど硬くなる性質を持ち、通常のスモーと色が違う理由は装甲の機能差という説もあります。また、『∀ガンダム』の舞台となった時代「正暦」において、月では2000年以上も大きな戦争がなかった設定なので、戦争での実用性より見映え重視だったとも考えられます。

 視聴者に違った意味でインパクトを与えたのが、『機動戦士ガンダム00』1期でラスボスとなったモビルアーマー「アルヴァトーレ」と、その本体のMS「アルヴァアロン」です。主人公の「刹那・F・セイエイ」も属する組織「ソレスタルビーイング」で、監視者の立場にありながら組織を裏切った「アレハンドロ・コーナー」がパイロットです。

 アルヴァトーレの状態では、動力源である「疑似太陽炉」を7基、搭載しているため、作中の設定では「ガンダム」に分類されるといえますが、緑色のバイザーなど外見から「金ジム」と称されることもあります。ほかと違って金色の機体である意味や理由が作中で描写されていないため、どういった経緯で金色になったのかは分かりません。

 その見映えの良さからか、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の冒頭で描かれた「ソレスタルビーイング」が活躍する架空の映画では、本来のラスボスだった「リボーンズガンダム」を差し置き、変更点もありながら最後の敵として再登場しています。

(LUIS FIELD)

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