【漫画】ドラッグストアの店員にストーカーが！”出禁”を求めるも店長が拒否？「怖すぎ」「通報して！」【作者インタビュー】

■アルバイト先に不審な男性客が！

　アルバイト先で遭遇したトラブルについて描いたマンガ「お客様はストーカー」が、Instagramで多数のいいねを集めて話題となっています。

　アルバイト先のドラッグストアにやってくる、不審な男性客。領収書を書く姿を凝視したり、自転車置場で待ち伏せをしたり、作者の女性に対して不審な行動を繰り返していました。そして、ついには……。読者からは「怖すぎるー」「すぐに通報しないと！」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramとブログで作品を発表している、ブロガーのほや助さんです。ほや助さんに、作品についてのお話を聞きました。

※この作品は全55話です。本記事では1話から6話をご紹介しています。続きはほや助さんのInstagramとブログで読むことができます。

ーー実体験を交えたフィクションということですが、このエピソードをマンガにした理由を教えて下さい。

　これは私の人生のなかで最も恐怖を感じた出来事で、「被害に遭ったことのない人にとっては、注意喚起になるかもしれない」と考えたからです。私が味わった恐怖をよりリアルに伝えられるよう、迫力を出したいと考えながら描きました。実際に私が出会った「自転車男」の言動には、たくさんの驚きの声が寄せられました。

ーーどこまでが実体験なのでしょうか？

　受けた被害については、すべて実体験に基づいています。個人やお店については、特定されないようにフェイクを入れていれたり、セリフは読みやすいようにいい回しを変えたりしていますが、ストーカーとのやりとりや出来事は、基本的に起きたことをそのまま描いています。

ーーこのような被害をなくすために、働く店舗側に求めたいことはありますか？

　従業員を守る姿勢を大切にしていただきたいです。私は当時の店長に拒否されてしまいましたが、ストーカーを出禁にしたり、警察に相談したりするなど、お店としてできることはたくさんあるのではないでしょうか。従業員が安心して働ける環境づくりをお願いしたいです。

ーー長編連載ですが、このあとの展開が気になります。

　ストーカーはその後捕まったのか、また警察にも行きましたが、最後にどんな話をされたのかなど、このマンガを通して読者さんに伝えたいたくさんの思いを込めました。ぜひ最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。

ーーこの作品にどのようなコメントが寄せられましたか？

　特に多かったコメントが、「怖すぎる！」「自転車男の執念が気持ち悪い」「逮捕案件」など、ストーカーの恐怖に怯える内容です。また、「従業員を大事にできない会社にも問題がある」「会社上層部、ストーカー事件を軽く見てないか？」など、会社の対応に憤ってくれる方も多かったです。当時はひとりでモヤモヤしていましたが、マンガにすることで多くの方が共感してくれたことがうれしかったです。

（マグミクス編集部）