『ワンピ』ルフィの「ギア5」はあり？ なし？ 賛否分かれるファンの不安と期待

■白いルフィは好きですか？

　人気マンガ『ONE PIECE（ワンピース）』の主人公「モンキー・D・ルフィ」は、「ワノ国編」の終盤で「ゴムゴムの実」を覚醒させました。この覚醒姿について、ネット上では賛否が巻き起こっているようです。

「ワノ国編」での四皇「カイドウ」との戦いを経て、ルフィは「ゴムゴムの実」を覚醒させ「ゴムゴムの実」の正体が「ヒトヒトの実　幻獣種　モデル：ニカ」と判明します。

「ニカ」は、空想のままに戦い、人びとを笑顔にした解放の戦士「太陽の神ニカ」がモデルの能力です。ルフィはこの覚醒を「ギア5」と宣言し、自由な発想のおもむくままに戦います。

　ギア5の戦い方は、ルフィの「やりたいこと」が全部できるため、戦闘シーンがコミカルになり、ルフィの攻撃は「笑い」が絶えないものとなっています。この戦い方について、ネット上では賛否が分かれているようです。

　ギア5のルフィは、やりたいことをそのまま実現し、常に笑顔でふざけながら戦っています。楽天的な性格がそのまま反映された戦闘シーンともいえるでしょう。ネット上でも「面白すぎる、こういうの待ってた」「ルフィらしくていい」といった好意的な声がある一方で、「真面目な戦いでふざけすぎでは」「シリアスな戦いが無理になったのかも」といった否定的な意見も見受けられました。

　また、ギア5のビジュアルについて「これまでのギアシリーズとは違う斬新なデザインで視覚的に楽しませてくれる」「真っ白なのが最終形態っぽくて良い」と好評の一方で、「かっこいいとか面白いより、異物感や怖さの方が勝ってる」「ギア2以降どんどんダサくなってる」といった否定的な声もあり、白い髪や服といった新しいビジュアルに賛否が分かれています。

　カイドウとの戦いで覚醒したルフィは、最終章に突入した「エッグヘッド編」で「黄猿」や「ロブ・ルッチ」「五老星」などともギア5の状態で戦っています。カイドウ戦ではコミカルな描写が多かったためシリアスな戦闘が期待されたものの、「エッグヘッド」での戦闘もコミカルに描かれました、

　そのため、「今後カタクリ戦のような熱いバトルはもう見られないのか」と、今後の戦闘描写に注目が集まっています。ルフィは最後までニカの力でふざけながら戦い続けるのでしょうか。これからのルフィの戦闘からも目が離せません。

（LUIS FIELD）