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新作ガンダム『ジークアクス』から感じられる“匂い”とは?「Gガンぽい」など意見さまざま

マグミクス / 2024年12月4日 15時45分

新作ガンダム『ジークアクス』から感じられる“匂い”とは?「Gガンぽい」など意見さまざま

■新作のデザインは「エヴァ」の影響が感じられる?

 2024年12月4日朝、「ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(読み方:ジークアクス)が発表されました。サンライズと「エヴァンゲリオン」シリーズで知られるスタジオカラーの制作と発表されており、ティザービジュアルのデザインもどこか『エヴァ』の要素が感じられます。果たしてどのような作品なのでしょうか?

 あまりにも急な新シリーズ発表に驚いた方も多いでしょう。しかも『エヴァ』や『シン・ゴジラ』などを手掛けたスタジオカラーが制作を担当するというのですからなおさらです。

 公開されたティザービジュアルに描かれている「GQuuuuuuX(ジークアクス)」も、従来のモビルスーツ持つフォルムに「エヴァ」が持つ人間的フォルムが融合しているように感じられるデザインとなっており、異質でありながら「これは新型モビルスーツだ」と認識できると思えます。

 監督は鶴巻和哉氏。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でも総監督の庵野秀明氏を補佐するなど多くの実績を持つクリエイターです。

 公開されたPVによると、『ジークアクス』はスペースコロニー内で非合法なモビルスーツ決闘競技<<クランバトル>>が開催されていると明かされており、まるで『装甲騎兵ボトムズ』のバトリングを連想させるような世界観となっています。

 主人公の女子高生「アマテ・ユズリハ」はひょんなことから「マチュ」と名乗りクランバトルへと参加することになりますが、「マヴ(パートナー)」の名前が「シュウジ」であり、クランバトルには「相手の頭部を破壊すれば勝ち」というセリフがあるなど、どこか『機動武闘伝Gガンダム』の匂いも感じられます。

 キャラクターデザインの竹氏やメカニカルデザインの山下いくと氏など、多くの有名クリエイターが参加することも明かされていますが、やはり注目されるのは脚本を庵野秀明氏が担当する点でしょう。榎戸洋司氏との共同脚本となるようですが、久々にアニメ界に復帰する庵野氏がどのようなストーリーをつむぎ出すのか、非常に楽しみです。

 なお、『ジークアクス』はTVシリーズの放送が予定されていますが、放送に先駆け2025年1月17日よりアニメの一部話数を劇場上映用に再構築した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が全国373館で上映予定となっています。あとわずかひと月半で、新たな「ガンダム」に巡り合うことができるようです。

(早川清一朗)

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