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「クズキャラのイメージが抜けなかった」CMでよく見る俳優が演じてた衝撃実写化キャラ

マグミクス / 2024年12月8日 21時45分

「クズキャラのイメージが抜けなかった」CMでよく見る俳優が演じてた衝撃実写化キャラ

■カメレオン俳優が演じてた最大級の「体当たり」キャラ

 日々TVで放映されるCMには、お茶の間でも人気の俳優が出演しています。商品やブランドのイメージにも直結するため、比較的好感度の高い俳優が起用される傾向にありますが、そのなかにはかつてマンガの実写化作品で強烈なキャラを演じた方もいました。

●田中圭『東京大学物語』

 爽やかな印象で過去の起用ランキングトップ10にも何度も入ったことがある田中圭さんは、2006年公開の実写映画『東京大学物語』(原作:江川達也)で学年トップの成績を誇るも、欲望に翻弄される高校生「村上直樹」を熱演しています。

 田中さんは当時21歳で、あどけなさを感じさせながらも作中で3人もの相手とそれぞれ濃厚な濡れ場に体当たりで挑んでいました。そんな田中さんの演技に、「若いときの田中圭目当てで観たけど、この頃から演技上手かったんだな」「お父さん役のイメージもあるから、こんなしっかり濡れ場やってるの意外過ぎた」と、後追いで観て普段のイメージとギャップのある役柄に驚きの声も集まっています。

●斎藤工『ボーイズ・オン・ザ・ラン』

 2024年の男性タレントのCM起用数4位(9社)の斎藤工さんは、基本的に仕事を断らずにどんな役でも演じてきたことも有名で、マンガの実写化で演じたキャラも多彩です。なかでも、2012年に放送されたドラマ版『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(原作:花沢健吾)で、主人公「田西敏行(演:丸山隆平)」のライバルである「青山貴博」は強烈でした。

 青山は一見気さくで爽やかなイケメンサラリーマンで、当初は田西が想いを寄せる「植村ちはる(演:南明奈)」との仲を近づける手助けをしていました。しかし、その裏でちはるを奪い取り、弄んで捨てるという最悪のクズキャラです。

 そんな青山を演じた斎藤さんについて「映画版の松田龍平に負けない強烈さ」「このドラマで初めて斎藤工を知ったけど、クズキャラの印象がその後もなかなかなくならなかった」「後半の危篤状態になるシーンと最初のクズムーブのギャップがエグい」という声もあり、CMで見せる大人の印象とはかけ離れた姿に驚くファンも多かったようです。

●中村倫也『やるっきゃ騎士』

 2018年の朝ドラ『半分、青い。』の出演をきっかけに大ブレイクを果たし、さまざまなCMにも出演している中村倫也さんも、かつては強烈なキャラクターを演じていました。2015年公開の映画『やるっきゃ騎士』(原作:みやすのんき)で中村さんが演じた主人公「誠豪介(まことごうすけ)」は、性的な欲望に忠実な男です。

 男女交際に加え、妄想までもが理不尽に禁じられた「聖愛学園」を舞台にした今作で、中村さんはエロさが増すと強くなる豪介を体当たりで演じています。次々に女子のスカートをめくったり、エロ本を並べて魔法陣を作ったりと馬鹿馬鹿しい役柄に全力で挑んでおり、「本当にあのほんわかしててかわいい役も多い中村倫也なの?」「この3年後に『ホリディラブ』でDV夫やってるの信じられない」と、後で観て演技の幅に衝撃を受けた人も続出しています。

(田中泉)

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