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冒頭しか出てないのに「1番怖かった」 意外なキャストが再現した衝撃悪女キャラ

マグミクス / 2024年12月12日 21時25分

冒頭しか出てないのに「1番怖かった」 意外なキャストが再現した衝撃悪女キャラ

■清楚な美人が赤い目の怪物に…?

 人気マンガやアニメの実写化は、誰がどの役に起用されるのかも、注目のポイントです。なかには、普段のイメージからは想像しがたい「悪役」を演じ、ゾッとする、もしくは嫌悪感を抱かせるキャラを魅力たっぷりに再現した女優もいました。

●蒼井優:『東京喰種 トーキョーグール』神代利世(リゼ)役

 石田スイ氏の人気コミックスを実写化した映画『東京喰種 トーキョーグール』は、人間社会に紛れ込み、人を喰らう怪人「喰種(グール)」がまん延する東京を舞台に、「半喰種」になった主人公「金木研(カネキ/演:窪田正孝)」の葛藤や成長を描いた物語です。

 蒼井優さん演じる「神代利世(リゼ)」は、カネキが半喰種になるきっかけといえる、作品のキーパーソンのような女性でした。カネキが恋心を抱く知的で清楚な美女として登場するも、リゼは本性を現すと残忍かつ大食いの喰種へと豹変してカネキを襲い、喰らおうとします。

 喰種特有の赤い眼球「赫眼(かくがん)」でにらみつける、蒼井さんの恐怖の演技には驚きと絶賛の声が多くあがりました。普段の落ち着いた雰囲気からのギャップが際立ち、リゼの二面性を見事に再現しています。序盤で死亡するも、本作のなかでも特にインパクトを残したようです。

●あの:『血まみれスケバンチェーンソーRED』碧井ネロ役

 2019年に公開された映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』(原作:三家本礼)は、スケバンの女子高生「鋸村ギーコ(演:浅川梨奈)」がチェーンソーを武器に改造人間と戦う物語です。本作でギーコの同級生で、クラスメイトを次々と改造人間に変えるマッドサイエンティストの悪役「碧井ネロ」を演じたのは、アーティストとしてだけでなく近年俳優としてもさまざまな役を演じているあのさんでした。

 普段のおっとりとした雰囲気のあのさんとは打って変わって、ネロの持つ狂気性や破天荒さ、チェーンソーを振り回すアクションも迫力いっぱいに再現しています。ネロの抱える孤独や内面の心情を深く表現するため、監督と相談を重ね、メリハリのある演技を追求したそうです。

 ネット上では「表情や笑い方などの使い分けに圧倒された」「ネロの生き写し」と高い評価を受けています。

●高石あかり:『わたしの幸せな結婚』斎森香耶役

 2023年に公開された映画『わたしの幸せな結婚』は、顎木あくみ氏による小説を原作とした和風ファンタジーで、2025年1月6日からTVアニメ第2期も放送予定です。家族に虐げられてきた名家の娘「斎森美世(演:今田美桜)」と、冷酷無慈悲と言われる名家の当主「久堂清霞(演:目黒蓮)」の政略結婚から始まる恋愛模様や、「異能」によるバトルが描かれています。

 2025年後期の連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインにも決まった高石あかりさんが演じる「香耶」は、母親「香乃子(演:山口紗弥加)」とともに美世を冷遇してきた異母妹です。美世の顔に淹れたてのお茶をかけたり、無邪気に暴言を浴びせたりと、冒頭から強烈なインパクトを残しています。

 なかでも見どころは、親族と共謀して美世を拉致監禁し、自分がひと目惚れした清霞との婚約を破棄するよう迫る水責めの場面です。高石さんの高い演技力が発揮された本作の悪役には、視聴者から「マンガから出てきたの?」「清霞を見て一瞬で心を奪われる場面の演技上手すぎる」と絶賛が相次ぎました。

※高石あかりさんの高は「はしごだか」

(LUIS FIELD)

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