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「私はおじさんです」←ファッ!? 「性別」を勘違いされがちな漫画家3選

マグミクス / 2024年12月14日 12時45分

「私はおじさんです」←ファッ!? 「性別」を勘違いされがちな漫画家3選

■さまざまな事情で巻き起こる「性別議論」

『鋼の錬金術師』の荒川弘先生や『【推しの子】』の横槍メンゴ先生など、マンガ界隈ではペンネームや作風などによって「性別」を勘違いされがちな漫画家が少なくありません。ちなみに荒川先生と横槍先生はどちらも「女性」であることを公表していますが、もちろん、これはほんの一例です。

 つい先日も漫画家の奥嶋ひろまさ先生が性別に言及し、話題を集めました。現在「別冊少年チャンピオン」で連載中の『ババンババンバンバンパイア』は、少年誌初の“BL”マンガです。あくまでここで言うBLは「ブラッディ・ラブコメ」の略ですが、純粋童貞の貞操を守り続ける吸血鬼「森蘭丸」の姿を通して、笑えるボーイズラブ要素も盛り込まれています。

 それだけに奥嶋先生のことを「女性」だと勘違いする人が多かったのか、2024年11月24日に先生本人が自身のX(旧:Twitter)に「今度テレビの撮影があるらしいので、先に言っておきますが、私はおじさんです。女性作家だと思われてる方もおられるようですがショックを受けませぬようご注意下さいませ」と写真付きのポストを投稿しました。写真にはあごひげがダンディな男性が写っており、「予想外のイケおじでびっくり!」などと性別以上に、そのビジュアルに驚く人が多かったようです。

『呪術廻戦』の作者で知られる芥見下々先生も、性別議論が盛んに行われている漫画家のひとりでしょう。作中に登場する女性キャラクターのリアルな心理描写から、女性ではないかという説がかねてよりささやかれてきました。しかし『呪術廻戦』の公式ファンブックのなかで芥見先生は、自身がかつて男子校に通っていたことを明らかにしています。

 ちなみにTV番組に本人が出演したこともあるものの、その際には作中キャラクター「メカ丸」の姿で登場したため、ご尊顔は見られませんでした。ただ声が低めだったことから、今や芥見先生の女性説は薄まりつつあります。

 ここまで女性だと勘違いされがちな漫画家を紹介してきましたが、その逆パターンで、男性作家だと思われがちなのが、『その着せ替え人形は恋をする』の作者である福田晋一先生です。ペンネームやアダルトゲームなどに詳しいことから、連載当初は多くの読者から男性だと思われていました。

 しかし2019年に単行本3巻の発売を記念したサイン会が開かれ、先生本人が公の場に姿を現すことになります。サイン会に参加したファンがSNSに投稿した内容によると、福田先生はとてもかわいらしい女性だったそうです。また、その声も特徴的で、「まるで声優のような声だった」というコメントもちらほら見られました。

(ハララ書房)

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