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【漫画】人間になりたかった猫が転生、生まれ変わって見たものは…? 2万人が「涙腺がバカになった」【作者インタビュー】

マグミクス / 2025年1月21日 17時5分

【漫画】人間になりたかった猫が転生、生まれ変わって見たものは…? 2万人が「涙腺がバカになった」【作者インタビュー】

■飼い主との愛猫の絆に「号泣」

 飼い主の女性にとても大事にされているトラ柄の猫は、もし人間ならずっと飼い主と一緒にいて生活をサポートができるのに、と考えています。しかし、通院が必要なほど身体が弱っていた猫は、とうとう息を引き取ってしまいます。そして、人間になりたいと思っていた猫が転生したその姿は……?

 森永ミクさん(@miku39__mori)による創作マンガ『人間になりたかった猫』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は2.6万を超えており、読者からは「うちの猫たちもこんな風に思ってくれていたらいいな」「猫飼っているし昔の猫のことも思い出しました」「涙腺ばかになったわ」などの声があがっています。

 森永ミクさんは漫画家として活動しており、昭和の不器用夫「寅之介」と、おっとりだけど脳筋な妻「薫」の夫婦の人生を描いた『生まれ変わってもまた、私と結婚してくれますか』全4巻(KADOKAWA)や、人の心の声が聞こえる敏腕社長の「京極一成」と、声を出して話すことができない名家の令嬢「諏訪部なな」との不器用で幸せなふたりの結婚生活を描いた作品『君ノ声』全6巻(KADOKAWA)がKindleにて発売中です。

 そのほかにも、「LINEマンガ」で連載中の作品『とある女優の最愛』(KADOKAWA)が書籍化され、第1巻が2025年1月15日に発売されます。

 作者の森永ミクさんにお話を聞きました。

ーー猫と飼い主のお互いの愛情が深く感動しました。今作を描こうと思ったきっかけや思いついた経緯を教えて下さい。

 最近猫さんの動画を見て癒やされることが多いのですが、飼い主さんの猫さんへの愛情が画面越しにもすごく伝わってくるんです。猫さん目線ではどんなことを考えているのだろう、人間のようなことを考えたりしているのかな……と思い始めたのが制作のきっかけです。

ーー今作は生まれ変わる展開の作品です。制作でこだわったポイントがあれば教えて下さい。

 どうしても人間よりも早くお空に旅立ってしまう存在なのですが、その過ごした思い出と絆は時間がたっても形を変えても絶対続いているんじゃないかなと、希望と確信を込めてラストを考えました。

 私自身救いのある展開がないとしんどい人間なので、そこだけは譲れないポイントとしてラスト3枚のセリフにすべてを込めました(笑)。

女優の卵とVTuberが戦前の時代にタイムスリップ!? 不運体質の男女が織りなす生還婚姻譚『とある女優の最愛』第1巻(KADOKAWA)著:森永ミク

ーーコメント欄には、共感の声や読者のお気に入りの作品の感想が寄せられています。反響に対し、どのように感じていますか? また特に印象に残った読者のコメントについて教えて下さい。

 動画で紹介くださった方もいれば、口コミで広げて下さった方もおり、まさかこんなにもたくさんの反響があるとは思いもせず本当にびっくりしました! 通知を半信半疑になりながら何度も何度も確認しました(笑)。

 猫さんと一緒に暮らしていらっしゃる方や、実際にお空に見送った方もいらっしゃって、あの子もこんな風に思ってくれたらいいなぁと書かれておりこちらもジーンとしてしまいました。印象に残ったのは何度も毛皮を変えて会いに来てくれるらしい、というコメントでした。

 そうだったら素敵だなぁと思いましたし、実際そのような体験をされている方のコメントや体験談もいくつかあり、創作した手前、もしかしたら本当にこのマンガのようなことは起きているんじゃないかなととてもうれしく感じたのを覚えています。

 読んでくださった皆様、コメントまでくださった皆様に私まで幸せにしていただけました。この度は本当にありがとうございました!

(マグミクス編集部)

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