1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

実写化でどうしても「イケメン化」しちゃったキャラ 「品あり過ぎ」「ちゃんと怖い」

マグミクス / 2024年12月23日 20時5分

実写化でどうしても「イケメン化」しちゃったキャラ 「品あり過ぎ」「ちゃんと怖い」

■イケメン化するも原作の魅力は損なわない演技

 人気マンガが実写化される際、まずキャラクターのキャスティングに注目する人も多いでしょう。なかには、三枚目キャラや系統の異なるキャラに、原作よりもイケメンの俳優が起用され、キャスト発表時に賛否の声があがることもあります。当初はビジュアルのイメージが違うと言われたキャラは、どのように再現されたのでしょうか。

●『幽☆遊☆白書』桑原和真(演:上杉柊平)

 事故で命を落とした不良少年「浦飯幽助(演:北村匠海)」が「霊界探偵」になり、悪事を働く妖怪を倒していくバトルマンガ『幽☆遊☆白書』(作:冨樫義博)は、2023年にNetflixでドラマ化されました。上杉柊平さん演じる「桑原和真」は、幽助と同級生の自称ライバルで、三枚目の立ち位置でありながら人情深く、漢気ある一面で高い人気を誇るキャラです。

 実写版のビジュアルが公開されると、「ただのかっこいい人になってない?」「つぶれた顔って言われてたのに」と、桑原ならではの魅力が損なわれることを懸念する声もありました。しかし、放送が始まると、桑原の熱血な性格や細かなセリフの再現度の高さが評価され、「変に昭和っぽくなくて、令和らしい雰囲気がうれしい」などの意見も見られます。

 さらに、上杉さんのスタイルの良さを活かした迫力あるアクションシーンも見どころのひとつで、いい意味で「カッコよすぎる桑原」として支持されました。

●『あしたのジョー』矢吹丈(演:山下智久)

 2011年に公開された『あしたのジョー』(原作:高森朝雄、ちばてつや)は、ボクシングの才能を見出された不良少年「矢吹丈(ジョー)」が、高みを目指していく物語です。粗暴ながらも野性味あふれるかっこよさが魅力のジョーを、俳優や歌手として幅広く活躍する山下智久さん(当時、NEWSメンバー)が演じました。

 原作ファンの間では「キレイすぎるのでは」「ドヤ街が似合わない」と懸念する声もありましたが、山下さんは数か月にわたる過酷なトレーニングや食事制限を経て役作りを行い、ジョーのビジュアルを忠実に再現します。極限まで鍛え上げた肉体で戦うボクシングシーンが大きな見どころで、原作者のちば先生からも「ジョーそのものでした」と絶賛されています。

●『東京リベンジャーズ』清水将貴(演:鈴木伸之)

 2021年に公開された映画『東京リベンジャーズ』(原作:和久井健)は、タイムリープの能力を手にした主人公「花垣武道(タケミチ/演:北村匠海)」が、未来の悲劇を回避するために奮闘する物語です。本作に登場する「キヨマサ」こと「清水将貴」は、不良グループ「東京卍曾」の隊員で、過去にタケミチを奴隷のように扱い、トラウマを植え付けた存在でした。

 原作では大柄で目つきが悪く、明らかに悪役顔のキヨマサは、爽やかな印象のある俳優の鈴木伸之さんが演じています。

 一見、鈴木さんのイメージとはかけ離れた役柄でしたが、鈴木さんは「withonline」のインタビューで「非人道的なキャラクターに見えるように、そこは徹底していた」と語ったように、タケミチたちを痛めつける狂暴さから、東京卍曾総長の「佐野万次郎(演:吉沢亮)」たちに制裁を受ける情けない一面までも忠実に再現しました。

 観客からも「爽やかイケメンの面影が消え去った」「『ハイロー』とか『今日から俺は!!』の善良な正義のヤンキー役のイメージあるから、余計ショッキング」「一番リアルで怖いヤンキー感ある」と、演技力と体躯を活かした迫力と存在感が評価されています。

(LUIS FIELD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください