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え、ビッグタイトル完結しすぎじゃ… 2024年に最終回を迎えたジャンプ作品が名作すぎてつらい

マグミクス / 2024年12月31日 11時25分

え、ビッグタイトル完結しすぎじゃ… 2024年に最終回を迎えたジャンプ作品が名作すぎてつらい

■完結後もファンを驚かせた作品も

 ずっと応援していた連載マンガの完結が決まると「早く続きが見たい。でも終わってほしくない!」と、複雑な感情が押し寄せるものです。2024年もそんな気持ちを味わった読者は多かったのではないでしょうか?

 この記事では「週刊少年ジャンプ」などで完結を迎えた人気マンガを振り返ります。

 まずは2024年8月5日に最終回が掲載された『僕のヒーローアカデミア』を見てみましょう。主人公の「緑谷出久」(デク)をはじめとする高校生たちの成長、ヴィランとヒーローの戦いなどが人気を呼んだ作品です。完結当時はもちろん、12月に発売された単行本最終42巻の表紙もSNSで話題になりました。

 実は42巻の表紙は、1巻の表紙を彷彿とさせるレイアウトです。平和の象徴「オールマイト」のポジションには、成長したデクが笑顔で立っています。ポーズだけでなく、制服姿の少年を見守っているのもおそろいです。そのためファンからは「胸熱すぎる!」「成長を感じた」などの声があがりました。

 続いては9月30日に完結した『呪術廻戦』です。呪いを巡る呪術師たちの過酷な戦いや切なさも感じさせる関係性、ときおり挟まれるギャグなど、見どころの多い作品です。完結が発表されるとSNSでは毎週「あと○話」や作品名、キャラクター名などがトレンド入りし、注目度の高さが伺えました。

 単行本29巻と最終30巻は12月25日のクリスマスに同時発売されました。本編内でもクリスマスは、大きな事件が起こった重要な日だったため「作品に合わせているのか」「粋な発売日」とファンを喜ばせています。

 また「週刊ヤングジャンプ」では『【推しの子】』が11月14日に完結しました。芸能界を斬新な切り口で描いた作品で、アニメ、2.5次元舞台、実写ドラマなどメディアミックスが続いています。最終16巻には描き下ろしパートが24ページ分収録され、物語の真相に迫りました。

「ジャンプSQ.」でも『双星の陰陽師』が9月に完結を迎えています。2013年より始まりアニメ化もされた和風バトルファンタジーで、約11年の連載に幕を下ろしました。ファンからは子供の頃から読んでいた作品が完結したことへの感慨深さや、再アニメ化を願う声などが発信されています。

 ほかにも、「少年ジャンプ+」では、性格が対照的な高校生の恋を描いた『正反対な君と僕』が11月25日に完結し、同時にアニメ化が発表されました。最終回の寂しさとさらなる展開への期待に、読者の感情はかき乱されたことでしょう。アニメは2026年1月に放送予定で、まだまだ作品は盛り上がりを見せそうです。

 振り返ってみると、2024年のジャンプでは9月から11月まで人気タイトルの最終回が続きました。2025年も意外な作品が大団円を迎えるかもしれません。しかし『僕のヒーローアカデミア』や『呪術廻戦』のように、今後もアニメなどで物語が紡がれる作品は数多くあります。原作完結を機にマンガを最初から読み返し、今後のメディアミックスに期待を寄せてみてはいかがでしょうか?

(ハシビロコ)

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