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「絶対イヤホンして観てね」人気俳優の意外な姿も出てる「R指定」実写化映画

マグミクス / 2024年12月20日 21時40分

「絶対イヤホンして観てね」人気俳優の意外な姿も出てる「R指定」実写化映画

■売れっ子俳優のレアすぎる姿が観られる映画

 一口にマンガの実写化と言っても、さまざまなジャンルがあり、観る対象も違います。青年マンガの実写化映画では、完全に大人向けに振り切った年齢制限ありの作品も作られており、なかには意外な人気俳優が出演していた実写化作品もありました。

●『東京大学物語』R15+

「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された『東京大学物語』(著:江川達也)は、2006年に江川先生自身が監督を務め、R15+指定で実写映画化されました。

 主人公「村上直樹」役を演じたのは、当時若手俳優として注目されていた田中圭さんで、今となっては非常にレアな作品です。

 物語は高校生の村上が同じ高校に通う「水野遥(演:三津谷葉子)」に、一目惚れすることから始まります。東大合格を目指して勉強に打ち込む一方で、遥とのぎこちない交流や、他の女性との複雑な関係が織り交ぜられた青春模様も見どころです。

 映画では、原作通り村上が複数の女性と関係を持つ過激なベッドシーンも描かれました。特に水野の胸に顔をうずめるシーンや、東大二次試験前夜に「鈴木英里(演:範田紗々)」と激しい情事を繰り返す描写には、R指定も納得です。

●『くも漫。』R15+

 2017年にR15+指定で公開された映画『くも漫。』は、作者の中川学先生自身の病気発症と闘病生活の実体験をもとにしたノンフィクションマンガの実写版です。

 長年のニート生活からようやく職を得た主人公「中川学(演:脳みそ夫)」は、「自分へのご褒美」として訪れた風俗店でサービスを受けている最中に、くも膜下出血を発症してしまいます。

 重いテーマを扱いつつ、風俗店で倒れた事実を家族に隠そうとするなどコミカルなエピソードが笑いを誘い、脳みそ夫さんの個性的な演技も話題を呼びました。

 また、風俗店での描写もリアルかつ生々しく表現されており、過激な性描写は控えめですが、中川の命を救うNo.1風俗嬢「ゆのあ」役を演じた柳英里紗さんの演技にも注目が集まりました。

●『うそつきパラドクス』R18+

「ヤングアニマル」(白泉社)で連載されていたマンガ『うそつきパラドクス』(著:きづきあきら+サトウナンキ)は、2013年に実写映画化されました。濡れ場満載の原作を忠実に再現し、R18+指定で公開された話題作です。

 作中では主人公の草食系男子「八日堂俊介(演:真山明大)」が、彼女がいるにも関わらず、会社の同期「栖佑日菜子(せいゆうひなこ 演:本山なみ)」と「恋人の代用品」としてお互いの寂しさを埋める嘘の恋愛関係を築きます。

 栖佑役の本山さんが挑んだ入浴シーンやベッドシーンなど、刺激的な描写が多く含まれており、衝撃的です。特に物語終盤の長尺の行為のシーンは、八日堂と栖佑が嘘と本音の狭間で揺れ動く感情をぶつけ合うような演技が印象的で、その切迫感や生々しさが心に残ります。

(LUIS FIELD)

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