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もう10周年!? 2015年放送のロボットアニメ、独特な作風に賛否両論も

マグミクス / 2025年1月3日 15時25分

もう10周年!? 2015年放送のロボットアニメ、独特な作風に賛否両論も

■名作ぞろいも賛否両論の声

 ロボットアニメは一大ジャンルとしてファンが多く、2025年も人気シリーズの新作では『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』などが放送されます。また、10年前の2015年を振り返ってみると、賛否両論がありながらも魅力的な作品がそろっていました。

 2015年10月からは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の第1シーズンが放送されました。それまでの「ガンダム」にはなかった「任侠もの」の雰囲気を漂わせた無骨な作風に魅了されたファンも多いでしょう。特に主人公「三日月・オーガス」が駆る「ガンダム・バルバトス」が土煙から登場し、メイスで相手を叩き潰す初登場シーンが見どころです。

 そうした注目ポイントから三日月が兄貴分と慕う「オルガ・イツカ」を中心とした「鉄華団」が成り上がっていく、第1シーズンは人気を博します。しかし、鉄華団が破滅していく2016年10月からの第2シーズンでは、理不尽すぎる敵の戦法などが賛否を呼ぶこととなりました。

 シビアな世界観のロボットアニメでは『蒼穹のファフナー EXODUS』も1月と10月に分割2クールで放送されました。2004年に放送された『蒼穹のファフナー』の続編で、主人公「真壁一騎」らが有人兵器「ファフナー」に乗り込み、彼らが住む孤島「竜宮島」を中心に人類を襲う未知の生命体「フェストゥム」や「人類軍」との激しい争いが描かれます。

 非常に容赦がない作風で、メインキャラクターであっても思わぬ退場を迎え、視聴者に悲鳴を上げさせました。また、鹵獲(ろかく)されたファフナーのパイロットがクーラーボックスに収められて返還されたり、追い詰められた住民たちが自ら死を選んだりといった過酷な現状が描かれています。そうした救いのなさも含めて名作と呼ばれる作品です。

 ヒロイックなロボットものといえば、2005年から続く「アクエリオン」シリーズの3作目『アクエリオンロゴス』が7月に放送されました。救世主を自称する主人公「灰吹陽」を中心に異世界「ロゴスワールド」での言葉をテーマにした戦いが描かれます。同作では前作『アクエリオンEVOL』までと、世界観やキャラクターデザインの雰囲気が一新され、神話や輪廻といった神秘的な要素が影を潜めました。

 単体なら「ラストで伏線回収をきちんとしてまとまった作品」「一貫性がないような前半も伏線だった」と評価されることはあるものの、シリーズを通したファンは前作までと打って変わった雰囲気に戸惑いを隠せず、「アクエリオンである意味がない」など落胆する声も見られます。

 2025年に放送される新作『想星のアクエリオン Myth of Emotions』も主人公たちのデザインがデフォルメされたカートゥーン調で描かれる大きな変化があり、どのような評価を受けるのかが注目点です。

(LUIS FIELD)

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