「ガンダムとドッキングってマジか…」 ブラウ・ブロの発展機ビジュアルに衝撃
マグミクス / 2025年1月7日 7時10分
■「ブラウ・ブロ」の発展機が異形!
『機動戦士ガンダム』に登場するモビルアーマーのなかでも、その特異なデザインと強力な武装で異彩を放つ「ブラウ・ブロ」。有線式メガ粒子砲によるオールレンジ攻撃は、当時のモビルスーツの概念を超越していました。そんな革新的な機体が、さらに異質な進化を遂げたのが『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場するブラウ・ブロです。
まずは、オリジナル版のブラウ・ブロを振り返ってみましょう。「MAN-03 ブラウ・ブロ」は、全高62.4m、全備重量2602.6tという巨大なモビルアーマーで、ガンダムの3倍以上の大きさを誇ります。
最大の特徴は、有線制御式のメガ粒子砲塔(連装型×2、単装型×2)を搭載し、広範囲への同時攻撃を可能にしたことでした。このオールレンジ攻撃は、当時のモビルスーツの性能では回避が困難であり、劇中ではホワイトベース隊を大いに苦しめました。特に、ニュータイプである「シャリア・ブル」が搭乗した際には、その能力を最大限に発揮し、アムロのガンダムを追い詰めるほどの脅威となりました。
そして、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場するブラウ・ブロは、その概念を大きく覆すものでした。最も目を引くのは、その外観の変化です。モノアイが追加され、表面には血管のようなディテールが追加されており、オリジナル機体と比べると、どこか生物的な不気味さが加えられています。さらにメガ粒子砲は全て連装砲になっています。
しかし、最も衝撃的なのは、パーフェクト・ガンダムとのドッキング機構です。本来、敵機であるはずのガンダムとブラウ・ブロが合体するという、前代未聞の展開は、多くのファンに衝撃を与えました。この合体形態は、圧倒的な火力を得たパーフェクト・ガンダムは、まさに鬼神の如き戦闘力を発揮したといえるでしょう。
オリジナル版から『サンダーボルト』版へと、その姿を大きく変えたブラウ・ブロ。その変貌は、ガンダムシリーズの多様性と可能性を示しているかのようです。
(マグミクス編集部)
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