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いや「演技も上手い」んかい 多才過ぎるあのちゃん、みごと実写化させたマンガキャラたち

マグミクス / 2025年1月3日 10時20分

いや「演技も上手い」んかい 多才過ぎるあのちゃん、みごと実写化させたマンガキャラたち

■普段のあのちゃんとは結構違う?

 2024年11月28日からドラマの配信が始まり、12月20日から完結編の映画『【推しの子】 -The Final Act-』も公開された実写版『【推しの子】』(原作:赤坂アカ/作画:横槍メンゴ)は、実写化、キャスト発表時のファンの拒否反応から打って変わって、各キャラの再現度が高い評価を受けています。

 本作で、「現役高校生YouTuber」と公言しながらも実際は年齢でサバを読んでいる「MEMちょ」を演じているのは、歌手としてだけでなく近年バラエティー番組や声優、俳優業でも大活躍のあのさんです。

 金髪ショートでツノの付いたカチューシャが特徴的なMEMちょは2次元ならではのビジュアルですが、「ルビーとかなちゃんをフォローする先輩感はあのちゃんだからこそ出てた」「MEMちょの口元までちゃんと再現してたし、もともとアイドルの経験もあるからライブシーンも見応えがあった」と、好評を得ています。

 そんなあのさんは、これまでにもさまざまな実写化作品で、いかにもマンガ的なキャラクターを見事に演じていました。

●『血まみれスケバンチェーンソーRED』碧井ネロ

 2019年公開の映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』(原作:三家本礼)では、あのさんはクラスメイトたちを改造死体に創り上げるマッドサイエンティスト「碧井ネロ」を演じました。あのさんのかわいらしいビジュアルとマイペースな性格からはかけ離れた、狂気性を持ったキャラクターです。

 ネロは主人公「鋸村ギーコ(演:浅川梨奈)」を執拗に狙っており、あのさんは激しいアクションシーンにも挑戦しています。さらに本人が「表情に注目してほしい」と語っているように、ネロが見せる表情も原作の再現度が高く、「役への入り込みがすご過ぎてビビった」「もうネロはあのちゃんにしかできない」と、原作ファンを中心に絶賛されました。

●『咲-Saki-』東横桃子

 麻雀に打ち込む女子高生たちの青春を描いた『咲-Saki-』(作:小林立)は、さまざまなスピンオフ作品のほか、これまでアニメや実写版も作られている人気マンガです。

 主人公「宮永咲(演:浜辺美波)」をはじめ、登場キャラクターは驚異的な記憶力や幸運といった特殊能力を持っており、それらを活かした能力バトルのような麻雀の試合が見どころのひとつとなっています。

 あのさんが演じた「東横桃子」は、存在感の薄さから「ステルスモモ」を自称し、リーチをかけても警戒されないという体質を利用した打ち方で、相手を翻弄するキャラです。黒髪のボブカットというビジュアルがもともと近かったことに加え、アニメ版で桃子を演じた斎藤桃子さんの声に寄せていたため、「あのちゃんをモモにキャスティングした人、大正解過ぎる」「ちょっとふわふわしてる話し方も完璧でうれしい」と高い再現度が大きな注目を集めたはまり役となりました。

●『赤羽骨子のボディガード』霧宮茶虎

 2024年8月に公開された映画『赤羽骨子のボディガード』(原作:丹月正光)は、主人公「威吹荒邦(演:ラウール)」を含めたクラスメイト全員が、ボディーガードとしてヒロイン「赤羽骨子(演:出口夏希)」を守るストーリーです。

 あのさんが演じた「霧宮茶虎(きりみや ちゃこ)」は、ヘアピンをたくさん付けた明るい色のロングヘアと、気だるげな表情が特徴的なキャラクターで、「配信者(ストリーマー)」として骨子を守ります。

 茶虎を演じるあのさんのビジュアルが解禁された際は、「いつもの黒髪ボブのあのちゃんと違って新鮮」「原作も垂れ目のキャラだからちゃんと似てる!」「設定も込みであのちゃんっぽい」と好評を集めていました。

 ただ、映画本編では配信者という設定で画面越しの出演シーンが多かったためか、「もっと出演シーン観たかった!」と、続編での茶虎の活躍を熱望する声も見られます。

(田中泉)

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