「ずっとやりたかった役」 2024実写版で実現した「最強ジジババ」キャラ
マグミクス / 2024年12月30日 19時35分
■2024年はかっこいいジジイ&ばあちゃんがアツかった?
2024年もさまざまな人気マンガが実写化され、話題になりました。特に今年は『シティーハンター』や『はたらく細胞』など、キャラクターの再現度の高さが話題になった作品が目白押しの1年で、ひと際異彩を放ち、ネット上でバズリまくっていたのが、ベテラン俳優たちが演じた「最強キャラ」です。
たとえば御年74歳になった舘ひろしさんは、映画『ゴールデンカムイ』で新撰組の生き残りで鬼の副長と恐れられた「土方歳三」を演じ、話題を集めました。原作の土方は、70歳を超す高齢でありながら驚異的な戦闘能力を誇り、美しいロングヘアの佇まいは精気に満ちあふれているという、いわゆる「かっこいいジジイ」です。
キャラクターの人気が高ければ高いほど、実写化に対する原作ファンの目はより厳しくなりますが、舘さん扮する土方はそうした心配を杞憂にかえるほどの再現度でした。映画に続くWOWOWのドラマシリーズ4話では、原作の土方の名ゼリフ「この時代に老いぼれを見たら『生き残り』と思え」が再現され、そのカッコよさが話題になったほか、7話ではみんなでフキを食べて口元が真っ黒になりながら笑う実写オリジナルのかわいい場面も描かれ、見どころが満載です。
そもそも舘さんは土方歳三を演じることが長年の夢でしたが、歴史上の土方は34歳で亡くなっているため、年齢的に自分が演じるチャンスはないと思っていたそうです。そんななか、五稜郭の戦いのあと40年近く網走監獄に囚われていた『ゴールデンカムイ』の土方役を演じられたことに、各種インタビューや舞台挨拶でも喜びを語っていました。
そして劇場版第2作の製作も先日発表され、舘さん演じる土方歳三の大立ち回りに期待が高まるばかりです。原作通りなら網走監獄の典獄「犬童四郎助」役の北村一輝さんとの豪華なデスマッチもありますし、その後も若き日の土方を誰が演じるのか、幕末からの因縁の相手「人斬り用一郎」役のベテラン俳優は誰が起用されるのか、などさまざまな注目ポイントがあります。
また、2024年8月に公開された映画『サユリ』にも強すぎる「ご老人」が登場しました。同作は押切蓮介先生の同名マンガ原作のホラーで、物語の前半と後半で異なった楽しみ方ができるのが魅力のひとつとなっています。そしてそのキーマンとなるのが、今年70歳となった根岸季衣さんが演じた「最強ばあちゃん」こと「神木春枝」です。
春枝は主人公「神木則雄(演:南出凌嘉)」の祖母で、かつては則雄も恐れるほどに気が強く、太極拳の師範でもありました。現在は認知症が進行し、すっかり丸くなっていましたが、夢のマイホームへ引っ越した神木家が家に憑りついていた少女の霊「サユリ」によって次々と殺されるなか、突如として覚醒し、その無念を晴らさんとサユリへの復讐を誓います。
正気を取り戻した春枝は、とにかくファンキーかつパンク、そしてパワフルです。絶望する則雄に怒号を飛ばし、命を濃くしろと無理やり飯を食べさせ、太極拳の術を叩き込み、ときには実写版オリジナルの放送禁止用語を連発するなど、もはや原作以上に大暴れしています。
ネット上では「かっこいいし強いし容赦ないしハンパない」「おばあちゃんの無双ぶりでぶっ飛んだ」などと話題になり、作者の押切先生も「最高でした」と賛辞を贈るほど、根岸さんの最強ばあちゃんはハマり役でした。
ちなみに2025年3月に発売されるBlu-ray、DVD版の先着購入特典には、春枝がおいしそうにタバコを吸うシーンを収めた「BA-CHANクリアカード」が付いてくるそうです。どんなお守りよりも頼もしい、最強の魔除けになるかもしれません。
(ハララ書房)
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