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「2025年で40周年」の名作ロボットアニメ 『Zガンダム』のほかに2つ言える?

マグミクス / 2025年1月1日 7時10分

「2025年で40周年」の名作ロボットアニメ 『Zガンダム』のほかに2つ言える?

■もう40年になるの? 『Zガンダム』がTVで放送

 今から40年前となる1985年は、伝説的作品の続編となる『機動戦士Zガンダム』が放送された年です。1985年3月から全50話が放送された『Zガンダム』は、1979年に放送された伝説的作品『機動戦士ガンダム』の続く作品として高い注目を集めました。同作品は1985年のロボットアニメとしてあまりにも有名ですが、同年に放送されたほかのロボットアニメを思い出せるでしょうか?

 ひとまず『Zガンダム』に触れておきましょう。

「一年戦争」の7年後に繰り広げられた、エゥーゴとティターンズという地球連邦軍内部から誕生したふたつの勢力の争いを中心に、第三勢力としてアクシズやジュピトリスも加えたストーリー展開が描かれました。当時の子供たちにとっては少々難解ではありましたが、「ガンダム」シリーズのなかで今なお非常に高い人気を誇る作品でもあります。

 多種多彩なモビルスーツやモビルアーマー、可変機が登場するのも大きな特徴で、主人公カミーユ・ビダンの愛機である「Zガンダム」をはじめ、今なお多くの機体がファンの注目を集めています。2024年には放送から39年の時を経て「ボリノーク・サマーン」がHGグレードのガンプラとして発売されたことも話題となりました。

■リアルとスーパーの両方を模索 『超獣機神ダンクーガ』

 1985年4月から全38話が放送された『超獣機神ダンクーガ』は、ロボットアニメがリアル志向に偏るなかで、リアルとスーパーの双方を模索した意欲作です。主人公・藤原忍の声優は先日『ONE PIECE』のフランキー役を降板したことで話題となった矢尾一樹氏で、忍の口癖である「やってやるぜ!」という台詞はその後長く氏の代名詞となりました。

 物語としては、侵略者ムゲ・ゾルバドス軍により壊滅的な打撃を受けた地球が、最新鋭兵器・獣戦機による「獣戦機隊」を結成し、侵略に抵抗する展開が描かれています。また、敵方に寝返ったかつての教官であるシャピロ・キーツとヒロインの結城沙羅が恋人だったという設定は、当時極めて斬新なものでした。

 しかし作風としてはハイティーン向けであり、主人公ロボのダンクーガの初登場が16話と非常に遅かったこともあって人気が振るわず、当初52話の予定が38話へと短縮されてしまいました。その後の物語はOVAとして発売され好評だったため、アニメにお金を出せる層への人気が高かったのは間違いないでしょう。

■最終回で視聴者を驚かせたロボットアニメとは?

『蒼き流星SPTレイズナー』キービジュアル (C)サンライズ

 1985年10月から全38話が放送された『蒼き流星SPT レイズナー』は、谷口守泰氏主宰の制作会社「アニメアール」による、当時の頂点を極めた作画が大きな注目を集めた作品です。監督は『太陽の牙ダグラム』や『装甲騎兵ボトムズ』などを生み出した高橋良輔氏。主人公機である「SPT レイズナー」が自らの意思を持つAI(レイ/フォロン)を搭載しているのも特徴的で、舞台設定に東西諸国による冷戦を組み込んだことも相まって、リアル志向のロボットアニメとして当時の頂点に位置した作品とも言えます。

 SF作品としても高度な展開が描かれましたが、2部からはまるで『北斗の拳』のような世界観へと移行。また諸事情あって放送が短縮され、最終回「歪む宇宙」は前話からストーリーが飛んだ展開が描かれ視聴者を驚かせました。その後、カットされたストーリーを補完したOVA「蒼き流星SPTレイズナー ACT-III 刻印2000」が発売されて無事に完結。ファンを安心させました。

(早川清一朗)

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